【E】 Estrada do Sol | /// H A I H A I S M ///

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あわてない、あわてない。赤ちゃんが「はいはい」するように、のんびりゆっくり進みましょう。

またまた、ボサノバの父、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲です。
タイトル Estrada do Sol の意味は「太陽の道」

*****

あ、2週間ほど前、
Bossa Nova を、カタカナでボサノバと書くべきか、ボサノヴァと書くべきかと、
皆様に教えを乞うた「なつむぎ」です。

その節は、どうも。 ●ここ

いろいろと皆様の貴重な意見を聞かせていただきましたが、
結局いままで通り「ボサノバ」と書くことにしました。
お騒がせしました。

う~ん... 特に何かにこだわって、というワケじゃないんだな。
いままでそう言ってきたから、そう書いてきたからって、単純な理由です。
習慣かな。

で、カタカナで書かれていたらボサノバでもボサノヴァでも「ボサノバ」って発音しそう。
で、アルファベットで書かれていたら「ボッサ・ノーヴァ」って発音しそうです。

いろいろとご意見を下さった皆さん、ありがとう。

*****

さてさて、
アントニオ・カルロス・ジョビンの曲に、
メランコリーを感じるようになったのは、実は最近のことなんだな。
メランコリー対する感受性は、年齢と共に鋭くなる。

ジョビンの曲に感じる、このメランコリーってなんなんだろう?
日本語に直して「ゆううつ」とか「物思い」ってしちゃうと、ちょっと違う気がする。

あっ!
これがもしかして例の「サウダーヂ(saudade)」なの?
ブラジルのポピュラー音楽の底辺に流れるって言われる「サウダーヂ」の感覚なの?
って気がついたのは、だから、ほんと最近のこと。


ポルトガル語とスペイン語はとても似ていて、
たいてい単語も1対1で対応していたりする。

ところが、ポルトガル語/スペイン語辞典で「saudade」を調べると、
それに対応するスペイン語、たとえば「saudad」みたいな単語が出てくると思ったら大間違い。

「愛する人、故郷、幸福な時代を懐かしむ、甘い痛み」という説明とともに、
「nostalgia(ノスタルヒア=ノスタルジー)」って単語が同意語として出てたりするのね。

やっぱり、サウダーヂってのはポルトガル語独自の感覚なんだなって、納得したりして。


♪ É de manhã vem o sol
  Mas os pingos da chuva que ontem caiu
  Ainda estão a brilhar Ainda estão a dançar
  Ao vento alegre que me traz esta canção


  朝のこと 陽が昇る
  昨日降った 雨のしずくが
  今も輝いている 今も踊っている
  この歌を運んで来る 楽しげな風に




●Nana Caymmi & Dori Caymmi


●Le Trio Camara


●Mario Castro Neves & Samba S. A.


●Nossa alma canta

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