ボサノバの世界で、ジョアンと言えば、
まぁ、ジョアン・ジルベルトが真っ先に思い浮かびます。
なんてったって、ボサノバの神様だからね。
でも、ボクにはもう一人好きなジョアンが居ます。
ジョアン・ジルベルトに勝るとも劣らない奇人変人と言われる、もう一人のジョアンです。
それは、ジョアン・ドナート。
で、今日、紹介するのが、彼の曲「Nasci para Bailar」。
意味は「私は踊るために生まれて来た」。
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この曲は、基本はやっぱりジョアン・ドナートの歌で聞いてもらいたい。
でも iTunes Store にもないし、You Tube にもこのアルバムの演奏は無い。
興味のある人には買ってもらうしかないな。
アルバムはこれ ↓↓↓
え! アマゾンで 7,082円って値段が付いてる~
プレミア付きのアルバムになっちゃったの???
これじゃ、興味を持ってもらえた人も、尻込みするじゃないかぁ...
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しかたがない You Tube で、2つ紹介しちゃおう。 ●ここ
1 ジアナ・ヴィスカルヂ の歌で
若いころの、ガル・コスタやジョイスにたとえられる、技巧派の歌手です。
後半は別の曲(彼女の曲、4321)です。
2 ジョアン・ドナート の歌で
残念ながら、上で紹介したオリジナルのアルバムとはムードがちょっと違うんだけど、
やっぱりドナートのムードを味わって欲しい。
オリジナルは子供とのデュエットでさ、奇人変人って言うより、優しいおじさん風なの。
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どう?
なかなかよい曲でしょ。
そしてなんだか、「そら耳」的要素があるに気がつきましたか?
歌い出しからの歌詞を、カタカナでちょっと書いておくと...
アトラベセサチ モンタニャス プラシェガ ノマー
○○○○ ○○ ○○○○ ← ここ、「空耳」部分
アブリベレダ ジカンセラ プラポデ パサー
○○○○ ○○ ○○○○ ← ここ、「空耳」部分
ダンソボレロ ダンソサンバ ダンソチャチャチャ
○○○○ ○○ ○○○○ ← ここ、「空耳」部分
ポルトガル語では、
Atravessei sete montanhas pra chegar no mar
Porque nasci, nasci para bailar ←ここのところ
Abri veredas e cancelas pra poder passar
Por que nasci, nasci para bailar ←ここのところ
Danço bolero, danço samba, danço cha cha cha
Por que nasci, nasci para bailar ←ここのところ
空耳部分の意味は、「だって、ボクは踊るために生まれてきたんだもの」です。
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さて皆さんには、空耳部分が果たして何て聞こえるのかな...
答えは、後日! ●ここ
