ブログのテーマを、【大好きな曲のABC】 としておきながら、
昭和の古いポップスばかりを紹介している「なつむぎ」です。
全然、「A」「B」「C」じゃありません。 「い」「ろ」「は」です。
でも今日、これを、
これを紹介したら、また、ラテンや、ジャズや、ボサノバに戻りますので、
どうしても、
どうしても紹介させてください。
よろしくです。
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さて、皆様のお許しを得たところで、
「東京の屋根の下」です。
作曲は、ご存知国民栄誉賞受賞者 服部良一、
作詞は、「三味線ブギウギ」「銀座カンカン娘」「夜来香」などでお馴染みの 佐伯孝夫。
灰田勝彦 の歌で、昭和23年ヒットしました。
♪ 東京の屋根の下に住む
若い僕等は しあわせもの...
東京が輝いていた頃なんですね。
モダンに輝いていながら、優しい「のどかさ」が感じられます。
でも、まだ敗戦から3年の頃だったんだと思うと、そののどかさが胸に刺さるな。
今日の You Tube は、3人紹介します。 ●ここ
1 灰田勝彦
ハワイアン歌手、ヨーデル歌手でもあった灰田勝彦の発声を、お楽しみください。
2 財津和夫
灰田勝彦が歌ったのは彼が37歳の時、この動画は、財津和夫42歳の時。
ほとんど同じ年代だと言っていいのかもしれないけど、
財津和夫の方が若々しく感じるなぁ。
歌唱法の違いなんだろうね。
3 布施明
司会の堺正章は、
「布施明の魅力によってこの曲がどんな風に生まれ変わるか」 って紹介しているけど、
むしろボクは、羽田健太郎の編曲によって、どんな風に変わったかを聴いてもらいたいです。彼は芸達者だよね。
NHK歌謡コンサートのお客さんにも理解できる範囲をわきまえながら、
元の曲ののどかさを残しながら、
とてもおしゃれにしてると思う。
間奏に有名なフレーズをちょっと忍ばせたりして。
残念な人を亡くしました。
