本当だったら、今頃はバンコクに行くため成田空港に向かっているころだったんですよね。
初めてバンコクを訪問した時も確かに非常事態宣言下だったけれど、それに気がつかないくらい街中は平穏だったし、今年の9月に行った時も、首相府はデモ隊に占拠されていたけれどぜんぜん緊迫感がなかった。
L君に、危なくないの? と聞いてみたら、首相府は近くだよ、行って見たい? と誘われたくらいだったもの。
タイって不思議な国だなぁ、って思いました。
だものだから、今回だってバンコクに行っても大丈夫、大丈夫、とスケジュールを組んでいたのです。でも、空港が閉鎖されてしまったのではしかたがありません。
いつもの屋台の美味しい太麺(เส้นใหญ่)のクイティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)や、暑さで疲れたときに強烈な甘さがたまらないタイ風アイスコーヒーのオーリアン(โอเลี้ยง)は、次回の楽しみとしましょう。
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でも、ほんとにタイって不思議な国です。
クーデターが起こっても流血の事態にはならないし、政治的な緊迫と日常生活の平穏さの共存・・・
タイ語のクラスのクラスメートでカンボジアからの留学生Pさんが、どうして選挙で選ばれた政府に反対する人たちが「民主派」なの? と不思議がっていましたが、その素朴な疑問は当然ですよね。
タイっていう国と付き合っていくうちに、自然とそのあたりの事情が飲み込めるようになってしまったボクですが、ここでは政治的なことは書かないよ。だって、ブログの趣旨と合わないもの。
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12月5日は、プミポン国王の誕生日。
タイの街は、イルミネーションで飾られてとてもキレイなのだそうです。見てみたかったなぁ。それが残念。