最近 高校の同級生が不育症で ヘパリンを自己注射して

出産したということを知りました。


すでに2人のお母さん。



そして 現在は3人目を妊娠中。


先日から出血が始まってしまい 絶対安静中。




彼女と話していて ふと 思い出したことがあるんです。


なぜ 今まで忘れていた??


と思うようなこと。




私 1度目の流産は 自然に赤ちゃんが出てきてくれたので手術なし。


2度目の流産で 7週で稽留流産となり そうは手術を受けました。



初めての手術。


怖くて怖くて、

朝 病院に向かう前に キッチンで

冷蔵庫に貼ってある姪っ子ちゃんの写真にむかって

「○○ちゃん、こわいよ。」

って話かけていた自分を 今でもはっきり覚えています。




赤ちゃんが亡くなってしまった悲しさや

またか… という絶望感よりも

手術の怖さにビクビクしている自分に がっかりしたりもして。





手術台に 自分で登って 開いた足を固定される。




膣から器具を入れられ 体の中を探られるというのは

もう本当に 言葉に言い表しようのない恐怖です。




足がね もう 自分でもおもしろいぐらいに ガタガタガタガタと 震えていました。



そのとき、 医者が言ったひとことを ふと思い出したんです。




『なんで震えてるの?』


「いや、 ちょっと 怖くて…」


『怖いだけ?』



医者に 『怖いだけ?』 と聞き返された意味がわからず、


「え?」 と言うと、


『薬とか お酒とか そういう影響で震えてるわけじゃないか って聞いてるんや』


って言われたんですよね。





お酒?? この状況で??


ってか、 冗談のつもりだったんですかね…





流産の悲しみの上に 怖くて ガタガタ震えてる患者に向かって

安心させるようなことばを掛けることもできない医者って どうなんですかね。


周りにいた看護師さんたちからも 何のことばもなかったような。



分娩室の隣だし。

新生児室の赤ちゃんの泣き声も聞こえるし。



はぁ。


今思えば 3度目の妊娠・流産・手術もこの病院に通ったのは

完全に間違ってたな~。


でも まさか自分がこんな病気だなんて 思わなかったもんな…




医療従事者から受ける傷は 本当に深い傷になってしまいますね。




ところで 前出の彼女。


私の実家から車で10分、 私の姉が3人の娘を出産した病院で

ヘパリンを処方してもらっているそうな。


私が出産した 自宅から20分の病院でも 不育症の友達がヘパリンで出産してるし…




流産を繰り返してた当時 あんなにもインターネットで検索魔になっていたのに

見つけられなかったよ。


不育症の不の字も、 ヘパリンのへの字も 見つけられなかったよ。



なぜ??


腹立つなーーー。



もっと 困っている人たちの目につきやすいように

配慮してくれればいいのに。


部屋のキレイさとか アロママッサージとか そういうのも大事だけどさ。


なんか、 違うよね。




まぁ、 見つけられなかったおかげで ふじたクリニックに出会えたから

結果オーライ、 私にとってはよかったんですけどねポイント





とにかく。


友人の出血が無事におさまって

かわいい3人目ちゃんを無事に抱けますように。





ペタしてね






テレビ朝日系列 テレメンタリー


妊娠・出産をあきらめない 不育症との闘い~2012年1月


妊娠しても、流産や死産を繰り返す不育症。


推定140万人もの女性たちが発症…


そんな衝撃的な調査結果が昨年明らかになりました。


不育症の専門家、名古屋市立大学病院の杉浦真弓教授のもとには、

新しい医療の可能性を求め多くの患者が訪れます。


「また流産するかも…」

という恐怖に怯えながらも、妊娠・出産に挑む女性たちの治療現場に密着。


聞こえてきた心の叫び。


そこには、新しい命の誕生を願い、

過酷な現実と向き合う医師と患者の姿がありました。


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私の住む京都、 また実家のある兵庫


1月29日(日) 午前(深夜)2:00から2:30 です。


詳細は↓をどうぞ。

テレビ朝日 テレメンタリー



30分という長さが気になりますが・・・


さて どんな内容になりますか。



 




産後の診察に行ってきました。


血流を良くするために使っていた薬の成分が
骨をもろくする可能性があるとのことで骨密度の測定。

同年齢の平均値に対して104%の値で、問題なしでした。


ふじた先生と、お世話になった助産師の山本さんに息子を抱っこしてもらい
なんだか感無量になりました。


カルテ管理料5,000円、いつも通りかかるのかと思ってたら、
産後の診察はなんと無料!

びっくり。



そして。



クリニックで不育症プレママと待ち合わせ。

妊娠初期、まだ8週の妊婦さん。


彼女が私に気づく前に、泣いてる彼女を見つけてしまった。



忘れていた恐怖を、一瞬にして思い出しました。

「足がすくむ」というのは、ああいう状態を言うのでしょうね。

一瞬にして、なんと声をかけようかいろいろ考えたけど、

声が、出ませんでした。


結果、彼女の涙は嬉し泣きニコニコ

よかった。

安心したらまた、
「も~、やめてよ~っ!!」って泣き笑い。


ほんとによかった。



1回の内診ごとに不安を抱えて泣いてしまうぐらい
必死で 一生懸命 不育症とたたかっているすべての方々が
いつの日かその腕に 赤ちゃんを抱っこできますように。