どんなに「アグッレッシブにプレーしろ」と Takeya と自分がブログで書いたとしても、トーナメントポーカーでは我慢が大切です。我慢(patience)が必要です。我慢無しでは途中でチップスを取られて終了してしまいます。

一つ目の我慢は、プレーしたい魅力的なハンドも捨てる我慢です。

例えば自分は suited connector が大好きです(例:67のスペード)。その suited connector がアーリーポジションで(ビッグブラインドの左隣の二人)きた場合、普通は捨てなければいけないでしょう。しかし、我慢ができなくて、「フロップが見たい!」と思いコールしたとします。そこで、レイトポジションの人が2.5~3倍にレイズしてきたとします。きっとフロップが見たいが為に、そのレイズもコールしてしまうでしょう。結局フロップでドローもペアも作れず、相手に落とされます。勝つときもあるけど、このようなことを繰り返してると、チップが少しずつ減っていってしまう恐れがあります。

他の例だと、アーリーポジションでの AJ や AT です。多くのプロの書く本には「アーリーポジションであれば AJ は捨てろ」と書いてあります。その通りなのです。AJ でレイズして、相手が AQ でコールしてきたら、あなたはどうしますか?フロップで Ace が落ちたら、トップペア + J キッカーをフォールドできますか?難しいでしょう。リバーまで相手のベットをコールしてしまい、チップを取られてしまう可能性があります。

二つ目の我慢は、レイズ・ブラフの我慢です。

ターンの状態で、ポットは大きめ。相手は自分のブラフベットをコール。そしてリバー。自分はキャッチできずペアも何も無い、がポットが欲しい!我慢できずベット。相手は実際ハンドを持っていてコール。・・・こういうことを経験した事はありませんか?フロップとターンでブラフベットして、その勢いをとめられずにリバーもベットして負ける。こんなことをしてしまうと、自分のスタックに大きなダメージを与えます。すべてのポットを勝つのは無理でしょう。相手が落ちそうな時だけアグレッシブに押し、無理だと判断したらチェックをして負けを認めましょう。ブラフを我慢し、チェック・フォールドすることも身につけよう。



我慢するには上に書いたような「欲」から自分を遠ざけなければいけません。
そうするには、集中力を上げるか、違うことをするか、ですね^^

音楽を聴く - 好きな曲を聴こう
本を読む - 好きな本を読もう
周りの人と会話 - 友達を作ろう
数ハンド sit out する - 散歩しよう
チップシャッフルする - 新しいチップトリックに挑戦しよう
椅子から立ち上がって体操 - ストレッチしよう
ガムをかむ - 実際集中力高くなるらしい
ご飯を食べる - お腹を満たして集中しよう
ご飯を食べない - 食べて眠くなる人はこっちにしよう
レッドブル・ロックスター - 飲もう
ひとりしりとりをする - 「ん」に気をつけよう

実際一番いいのは、相手を観察することだと思います。どういうプレーヤーか判断したり、どのポジションから、どのハンドで、どういうベットをしたか覚えときましょう。その後、役に立つと思います。

他にも「我慢しなければいけないこと」、「我慢する方法」があれば、コメントによろしく ^^