トーナメントは参加人数が増えれば増えるほど一位を狙うのが難しい。160人のトーナメントでも1000人-2000人の大きなトーナメントでも勝つのは相当難しい。どうやったら勝てるのだろうか?プロのトーナメント理論を見ていきたい。
Doyle Brunsonの理論: 私は一位しか狙わない。トーナメントに勝つには coin flip を数回勝たなければいけない。負ける可能性を覚悟で coin flip をあえて受けに行く場合もある。たくさんの blind steal で良いハンドを持ってない時も稼ぎ、フロップでも盗めると思ったら盗みに行く。私は SUPER AGGRESSIVE PLAYER として知られたい。私に挑戦したら、flush draw でも draw でも all-in して、あなたにプレッシャーをかける。私の事を恐れてほしい。めんどくさがって欲しい。ハンドを次々と降りてほしい。blind を譲ってほしい。かりに38%-52%の確立で all-in 行って負けてもかまわない。なぜなら、私の数かずの blind/flop steal により、いわゆる(all-in の freeroll)みたいな状況が発生する。勝ったら、ラッキー/嬉しい。 負けても私はただ普通の人のスタックサイズに戻っただけ。「タダ」で大きい勝負ができるのだ。私の事をただの lucky な野郎というやつが多い。しかし、SUPER AGGRESSIVE であればあるほど、showdown になった時には私のカードが多少負けてる事は当然だし、必然だ。 トーナメントでは lucky になることを恐れちゃいけない。それが SUPER AGGRESSIVE PLAYER の考え方だ。SUPER AGGRESSIVEなプレイヤーはカードを持っていなくても、小さいポット(blind steal や flop で終わるハンド) も勝てるし、カード(AA, KK)を持っていたら、イメージがすごくルースだから大きいポットも勝つことができる。最強だ!!!!
僕はこの理論が大好きです。ラッキーになることを恐れない。そしてラッキーになることは super aggressive player の宿命とする。ラッキーになることも、「計算された」スキルシステム。本当に一位を狙うシステムであると思います。しかし、ただラッキーになるシステムではない。とんでもない blind steal, flop steal のスキルが要求される。僕が目指すポーカーの大きな部分です。
Nenad Medic の理論: まず in-the-money に入賞することが大事だ! in-the-money に入ってから、一位を目指してリスクをとるのも遅くない。あるトーナメントで俺は感動しました。序盤で flop で、Nenad は862のフロップで two pair の8と6を持っていました。初心者と思われる方がflush draw を持ってるだろうな、という状況です。raise, re-raise, そして初心者が Ace High Flush で all-in しました。定石としてはコールです。しかし、Nenadはこの初心者に対して、「60-70%のコインフリップをとらなくてもトーナメントが長引けば勝てる」と考え、best hand をあえて、降りました。
実際オンライントーナメントをやっていると、まず入賞を目指して(45位)in-the-money に入ってから、リスクをとって一位をとるケースが僕の場合でも半分はあると思います。この考え方は効率的な日本人プレイヤーや bankroll が少ない人などが使うと思います。ただ弱点は、bubble、つまり入賞に近いとき、皆が tight になるこの時間に、「一位を狙うなら逆をついて、aggressive に攻める」のが良い戦略だけど、「入賞だけ目指すプレイ」をしていると、そういう機会をなくしてしまう。
Daniel Negreanuの理論: Small ball poker でポットを小さく保ちながら、flop,turn ゲームにもって行き、絶妙な読みで check や call を連発して ポットを小さく保ち、リスクを極端に小さく保ちながら、チップスを増やしていく。Suited connector などで、two pairs, trips, straight、又は AA や KK が来たときは大きなポットにしていく。
Small ball poker はいつか紹介しますが、とても難しいです。blind steal を2倍から2.5倍にレイズして、ポットを少し膨らませて、flopでの読みの勝負に持っていく。問題は2-2.5倍のレイズだとbig blind だったら、oddsが良すぎるからどんなハンドでもコールする人が多い。よほどのflopやturnでの読みの能力に長けていないとまねできない。
TJ Cloutier の理論: SOLID。結構 tight にプレイして late position でたまに aggressive に攻める感じ良いのではないか?ポットをたくさん勝たなくても良い。大きいのだけ勝てば良いのだ。考えてください。もしトーナメント中まったく、ハンドがこなくても、1ラウンドに一回だけ blind steal できれば、常にスタックを一定の量を保つ事ができ、final table までいけるのだ!つまり、steal をたまに狙い、良いハンドをちゃんとプレイできれば、final tableにいけるのだ!
この理論も嫌いじゃありません。ブラインド steal の重要性を語りますよね。blind steal を1ラウンドに一回できれば、Final Table, そして2位まで理論的にいけるのだ。
色んなトーナメント理論があります。どの理論が心に響いたでしょうか?
たけや
Doyle Brunsonの理論: 私は一位しか狙わない。トーナメントに勝つには coin flip を数回勝たなければいけない。負ける可能性を覚悟で coin flip をあえて受けに行く場合もある。たくさんの blind steal で良いハンドを持ってない時も稼ぎ、フロップでも盗めると思ったら盗みに行く。私は SUPER AGGRESSIVE PLAYER として知られたい。私に挑戦したら、flush draw でも draw でも all-in して、あなたにプレッシャーをかける。私の事を恐れてほしい。めんどくさがって欲しい。ハンドを次々と降りてほしい。blind を譲ってほしい。かりに38%-52%の確立で all-in 行って負けてもかまわない。なぜなら、私の数かずの blind/flop steal により、いわゆる(all-in の freeroll)みたいな状況が発生する。勝ったら、ラッキー/嬉しい。 負けても私はただ普通の人のスタックサイズに戻っただけ。「タダ」で大きい勝負ができるのだ。私の事をただの lucky な野郎というやつが多い。しかし、SUPER AGGRESSIVE であればあるほど、showdown になった時には私のカードが多少負けてる事は当然だし、必然だ。 トーナメントでは lucky になることを恐れちゃいけない。それが SUPER AGGRESSIVE PLAYER の考え方だ。SUPER AGGRESSIVEなプレイヤーはカードを持っていなくても、小さいポット(blind steal や flop で終わるハンド) も勝てるし、カード(AA, KK)を持っていたら、イメージがすごくルースだから大きいポットも勝つことができる。最強だ!!!!
僕はこの理論が大好きです。ラッキーになることを恐れない。そしてラッキーになることは super aggressive player の宿命とする。ラッキーになることも、「計算された」スキルシステム。本当に一位を狙うシステムであると思います。しかし、ただラッキーになるシステムではない。とんでもない blind steal, flop steal のスキルが要求される。僕が目指すポーカーの大きな部分です。
Nenad Medic の理論: まず in-the-money に入賞することが大事だ! in-the-money に入ってから、一位を目指してリスクをとるのも遅くない。あるトーナメントで俺は感動しました。序盤で flop で、Nenad は862のフロップで two pair の8と6を持っていました。初心者と思われる方がflush draw を持ってるだろうな、という状況です。raise, re-raise, そして初心者が Ace High Flush で all-in しました。定石としてはコールです。しかし、Nenadはこの初心者に対して、「60-70%のコインフリップをとらなくてもトーナメントが長引けば勝てる」と考え、best hand をあえて、降りました。
実際オンライントーナメントをやっていると、まず入賞を目指して(45位)in-the-money に入ってから、リスクをとって一位をとるケースが僕の場合でも半分はあると思います。この考え方は効率的な日本人プレイヤーや bankroll が少ない人などが使うと思います。ただ弱点は、bubble、つまり入賞に近いとき、皆が tight になるこの時間に、「一位を狙うなら逆をついて、aggressive に攻める」のが良い戦略だけど、「入賞だけ目指すプレイ」をしていると、そういう機会をなくしてしまう。
Daniel Negreanuの理論: Small ball poker でポットを小さく保ちながら、flop,turn ゲームにもって行き、絶妙な読みで check や call を連発して ポットを小さく保ち、リスクを極端に小さく保ちながら、チップスを増やしていく。Suited connector などで、two pairs, trips, straight、又は AA や KK が来たときは大きなポットにしていく。
Small ball poker はいつか紹介しますが、とても難しいです。blind steal を2倍から2.5倍にレイズして、ポットを少し膨らませて、flopでの読みの勝負に持っていく。問題は2-2.5倍のレイズだとbig blind だったら、oddsが良すぎるからどんなハンドでもコールする人が多い。よほどのflopやturnでの読みの能力に長けていないとまねできない。
TJ Cloutier の理論: SOLID。結構 tight にプレイして late position でたまに aggressive に攻める感じ良いのではないか?ポットをたくさん勝たなくても良い。大きいのだけ勝てば良いのだ。考えてください。もしトーナメント中まったく、ハンドがこなくても、1ラウンドに一回だけ blind steal できれば、常にスタックを一定の量を保つ事ができ、final table までいけるのだ!つまり、steal をたまに狙い、良いハンドをちゃんとプレイできれば、final tableにいけるのだ!
この理論も嫌いじゃありません。ブラインド steal の重要性を語りますよね。blind steal を1ラウンドに一回できれば、Final Table, そして2位まで理論的にいけるのだ。
色んなトーナメント理論があります。どの理論が心に響いたでしょうか?
たけや