~状況~
9人テーブル
ブラインド100・200
自分のポジション: アンダーザガン (ビッグブラインドの隣で最初にアクションする人)
チップカウント: 700
ハンド: 6-7スーツ
アクション: 400のミニマムレイズ(自分の残りチップ300)
他の人のアクション: 全員フォールド
----------------------------------------
これをどう思いますか?
これはかなり心理作戦を使ったプレーです。
まず、ミニマムレイズは大抵「コールが欲しい」時にするもの。
そして、アンダーザガンからのレイズは大抵「すごく強いハンドを持っている」時にするもの。
その二つを掛け合わせて、「強いハンドを持っているぞ!!!」というメッセージをだして、アンダーザガンからミニマムレイズするという戦略です。
しかも、この場合、自分はショートスタック。大抵の人はここまでショートスタックになればオールインを選ぶはず。しかし、そこで、自分のスタックの半分以上をいれてまで、ミニマムレイズするという行為は、くっっっそ怪しいです。コールが欲しいようにしか見えません。つまり、相手から、自分は AA, KK, QQ というような、すっごく強いハンドを持っている様に見えるのです。
ここで他のプレーヤーの心理を研究してみます。
ビッグブラインドとスモールブラインドは既にレイズされた金額の半分、または1/4、をブラインドとして支払っています。これはポットオッズ的にもコールが普通のプレーでしょう。しかし、彼らは「コールしてフロップみても、絶対フロップでオールインされるし、ヒットしなかったら負けるなぁ」という風に考えてしまうでしょう。特に JPUL のようなチップの割合に対しブラインドが高い場合、ひとつのミスがトーナメント敗退に繋がってしまう可能性があります。このようなことからビッグとスモールブラインドも降りる可能性が高いです。ブラインド以外のプレーヤーも同じです。うかつにコールで入るとフロップでオールインされると思い、強いハンドが来ない限りコールしないでしょう。また、変なハンドでスティールもしにくる心配もありません。なぜなら自分は pot commited(自分のスタックの半分以上ポットに投資している状態)だからです。リレイズされたら自分は残りの 300 を必然的にポットにいれることになるので、他のプレーヤーのスティールはありえません。すると他のプレーヤーに残っている唯一のアクションは本当に強いハンドでリレイズする事くらいしかないでしょう。
つまり、ショートスタックでのミニマムレイズはオールインするより効果的であるとも言えます(もちろん状況によっては違う場合もあります)。逆にオールインしてしまうと、相手も「ギャンブルするか」という気持ちになりエースハイやキングハイ、suited connectors (例:7-8 や 8-9 スーツ)という微妙なハンドでコールしてくるかもしれません。
ひとつ頭にいれておかなければいけないのが、このアクションをする時は、オールインも覚悟の上でしなければなりません。途中でリレイズされる可能性もあるし、コールされた場合、フロップ後は自分は pot commited なので、オールインをせざるをえないでしょう。けれどここで重要な点となってくるのが、suited connector を持っているという事です。このカードは沢山可能性を持っており、十分に相手のハンドに勝てる確立があります。
このプレーをもしするのなら、そこまで強くなくていいけど、ある程度のオールインハンドを持っておくことをお勧めします。
うまくいくかわからないけど、是非いつか機会があればこのプレーを使って見てください
9人テーブル
ブラインド100・200
自分のポジション: アンダーザガン (ビッグブラインドの隣で最初にアクションする人)
チップカウント: 700
ハンド: 6-7スーツ
アクション: 400のミニマムレイズ(自分の残りチップ300)
他の人のアクション: 全員フォールド
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これをどう思いますか?
これはかなり心理作戦を使ったプレーです。
まず、ミニマムレイズは大抵「コールが欲しい」時にするもの。
そして、アンダーザガンからのレイズは大抵「すごく強いハンドを持っている」時にするもの。
その二つを掛け合わせて、「強いハンドを持っているぞ!!!」というメッセージをだして、アンダーザガンからミニマムレイズするという戦略です。
しかも、この場合、自分はショートスタック。大抵の人はここまでショートスタックになればオールインを選ぶはず。しかし、そこで、自分のスタックの半分以上をいれてまで、ミニマムレイズするという行為は、くっっっそ怪しいです。コールが欲しいようにしか見えません。つまり、相手から、自分は AA, KK, QQ というような、すっごく強いハンドを持っている様に見えるのです。
ここで他のプレーヤーの心理を研究してみます。
ビッグブラインドとスモールブラインドは既にレイズされた金額の半分、または1/4、をブラインドとして支払っています。これはポットオッズ的にもコールが普通のプレーでしょう。しかし、彼らは「コールしてフロップみても、絶対フロップでオールインされるし、ヒットしなかったら負けるなぁ」という風に考えてしまうでしょう。特に JPUL のようなチップの割合に対しブラインドが高い場合、ひとつのミスがトーナメント敗退に繋がってしまう可能性があります。このようなことからビッグとスモールブラインドも降りる可能性が高いです。ブラインド以外のプレーヤーも同じです。うかつにコールで入るとフロップでオールインされると思い、強いハンドが来ない限りコールしないでしょう。また、変なハンドでスティールもしにくる心配もありません。なぜなら自分は pot commited(自分のスタックの半分以上ポットに投資している状態)だからです。リレイズされたら自分は残りの 300 を必然的にポットにいれることになるので、他のプレーヤーのスティールはありえません。すると他のプレーヤーに残っている唯一のアクションは本当に強いハンドでリレイズする事くらいしかないでしょう。
つまり、ショートスタックでのミニマムレイズはオールインするより効果的であるとも言えます(もちろん状況によっては違う場合もあります)。逆にオールインしてしまうと、相手も「ギャンブルするか」という気持ちになりエースハイやキングハイ、suited connectors (例:7-8 や 8-9 スーツ)という微妙なハンドでコールしてくるかもしれません。
ひとつ頭にいれておかなければいけないのが、このアクションをする時は、オールインも覚悟の上でしなければなりません。途中でリレイズされる可能性もあるし、コールされた場合、フロップ後は自分は pot commited なので、オールインをせざるをえないでしょう。けれどここで重要な点となってくるのが、suited connector を持っているという事です。このカードは沢山可能性を持っており、十分に相手のハンドに勝てる確立があります。
このプレーをもしするのなら、そこまで強くなくていいけど、ある程度のオールインハンドを持っておくことをお勧めします。
うまくいくかわからないけど、是非いつか機会があればこのプレーを使って見てください
