今朝の読売は、ダブルなし・参院選オンリー。増税派の巻き返しが如何に凄かったかを物語っていますね～。
安倍総理は、「増税なし・ダブルあり」、が多分ホンネ。
公明党は、「増税あり・ダブルなし」、が望むところ。
折衷案は、「増税なし・ダブルなし」。
因みに、「増税あり・ダブルあり」、は論外です。
増税派は、予定通り増税して、今年10兆～20兆円の大型景気対策(3年間で37兆円)をやれば、増税のダメージを回避しつつ、格差是正にもカネを使えると主張。まあ、典型的「大きな政府」論者ですな。
私は、当然ながら、減税派。2年前の消費増税で需給ギャップを拡大させ、景気悪化を招いたのだから、元の5%に戻すべきという立場です。それが政治的に困難というのなら、次善の策として所得減税や給付金で需要拡大を図るのが正しいやり方です。
増税派が猛烈な巻き返しに出てきたので、安倍総理は一旦引っ込めたダブルをチラつかせて、逆襲に出たという感じですね～
恐らく、伊勢志摩サミットやオバマ大統領の広島訪問による内閣支持率の上昇という要素や、国民にはほとんど関心のない財務省の次官人事も絡んで、複雑な連立方程式になったのではないでしょうか。
私の予想は、外れることもあるでしょうが、「増税なし・ダブルなし」の折衷案。ダブルを嫌がる公明をなだめすかしながら、財務省の仲間内人事も認めつつ「増税なし」を断行するという高等戦術です。
ついでながら、民進党の増税延期法案て、何じゃそりゃ～
民主党政権下で増税プラン作ったくせに、ご都合主義もいい加減にして欲しい❗️
私は、終始一貫、「増税の前にやるべきことがある」と申し上げております‼️
身を切る改革(国会議員の定数・歳費3割削減)や、デフレ脱却・名目4%成長の方が先でしょ‼️