ピッチと、チャントと、手拍子と
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神は乗り越えられる試練しか与えない

『神は乗り越えられる試練しか与えない』

ちょっと前に流行ったドラマで、主人公がよく口にしていた言葉。

こう言った言葉を胸に、どんな事があっても諦めずに人は日々を過ごしている。



終了したブログ。

そのブログにまた書き込む事にしたのは、かなり苦渋の決断でした。

しかし、その決断をさせたのはテレビを通して見た、選手達の姿。



希望に満ちた開幕戦。

相手を押し込む時間もあり、相手に押し込まれる時間もあり。

ビックチャンスもあり、大ピンチもあり。

結果的にはスコアレスドローでも、『戦える』という微かな希望を見い出せた。

遂に奪った復帰後初の得点。

押し込みながら、何度も何度も跳ね返されたボール。

それを拾って、繋いで…それでも奪った得点。

久し振りのヤマザキナビスコカップ。

控え中心のメンバーで臨み、彼らの成長に夢を見る。

相手の個人技にやられるも、『これも経験』と無理矢理納得する自分がいる。

目の前で観た、代表クラスの選手達。

相手の大声援にも負けずに、精一杯枯らせた喉。

奪った先制点…それでも追い付かれ、勝ち越される相手の底力。

改めて、『日本のトップリーグ』の怖さを思い知った一日。

今度こそ、攻撃陣でのゴールをと願った一戦。

チャンスを作りながら、シュートを撃たせてもらえない…

いや、何かを恐れてしまっているかの様に、ボールを回す姿に落胆。

ヤマザキナビスコカップで、ようやく掴んだ今季公式戦初勝利。

相手のミスを見逃さなかった、攻撃陣での落ち着いたゴール。

素晴らしいカウンターから、ビューティフルトラップ…そして、物怖じしない飛び込みからのゴール。

リーグ初勝利へ向けて、一筋の光が見えた気がした。

見えた気がした一筋の光が、また見えなくなってしまった一戦。

昨季のリーグチャンピオンに、これでもかこれでもかと攻め込まれた。

疲れだけが原因だとは思えない、重石が付いたように動かない足。

一矢報いるも、またも力の差を見せつけられた一戦。

何もかもが打ち砕かれ、残ったのは不安だけ。

戦う気持ちを見せられなかった選手も中には見えてしまった、寂しさが募る試合。


そして、一昨日のヤマザキナビスコカップ・鹿島戦。

アーリークロスからキリノ選手が前で潰れ、榊選手が落ち着いて決めて先制。

しかし、不可解な判定で退場者を出しその後は防戦一方。

終了間際に二失点…ホームでの初勝利はリーグでの川崎戦に持ち越しになりました。

勝てない、点が取れない。

そんな中で退場者が出る、怪我人が出る…泣きっ面に蜂な状態が続く。

自信を失い、目指すサッカーの完成はまだまだ先に思えて仕方がない。


それでも、試合はやってくる。



ガツンと言いたくなってしまうような事もある。


相手をリスペクトし過ぎな面

失点してしまうとガクンと落ちてしまうメンタリティ

そして、得点を奪ってももう一点っていう気持ちを見せられなかった名古屋戦


それでも、試合はやってくる。



冒頭に言った、『神は乗り越えられる試練しか与えない』という言葉。

今、コンサドーレ札幌というチームには大きな試練が降りかかっている気がします。


結果が出ていない上に、多くの選手が怪我で戦線を離れてしまっている現状。

戦術も浸透しきれずに、中二日でまたも戦いがやってくる。



しかし、信じたい…あの形相で90分戦った鹿島戦の選手達を。

あの選手達の中で何人が明日のピッチに立っているかはわからない。


それでも、何度ピッチに叩きつけられても立ち上がった選手達を

それでも、身体を張ってゴールをギリギリまで守った選手達を

それでも、悔しくて下を向き歯を食いしばった選手達を


信じたい



必ず、乗り越えられる- God only gives you a trial which you can overcome.





いままでも これからも

昨年12月31日を以て、終了させていただいたこのブログ

しかし、今日を迎えるにあたって1日だけ復活させて下さい




東北地方太平洋沖地震に端を発した、東日本大震災

多くの尊い命が奪われ、未だに行方が分かっていない方も多くいらっしゃいます

津波の被害を受けて住む場所、働く場所、学ぶ場所を失った方も大勢いらっしゃいます

津波の被害を受けていなくても、自分の家に戻れない方も



3.11


あの日、北海道・帯広でも感じられた大きな揺れ

今までに感じた事のない大きな揺れと、聞いた事のないような地鳴り

恐怖の中、車内のテレビで見たあの映像



ちょうど1年


テレビや新聞、雑誌の多くではそう括っている

私がまたこのブログを更新しようとしたのも、その括りがあったからかもしれません


しかし、まだまだ終わってない

復興に関して、まだまだ始まったばかり…中には、これから始まるっていう方も



私が大事だと思う事は、これからも風化させずに記憶に残していく事

そして、色々な形で被災地の方や日本の方々と繋がっていく事

出来る事も、出来ない事も多々あるでしょうが、常に日本の為を想って過ごす事




忘れない 多くの事を失ってしまった方がいる事を

忘れない 懸命に毎日戦った人達がいる事を

忘れない 失いかけていた絆を


共に笑える日が来ても


忘れない

感謝でいっぱい、ありがとう

2008年10月19日にスタートしたこのブログ。

本当は1年限定で始めたけれど、目標を達成出来ずに延長を決意。

その延長分でも目標を達成出来ずに、カラオケボックスでもほぼ無理な再延長を決意。

ようやく2011年12月3日の輝かしい結果を以て、当初予定していた目標達成で終了を迎えることになりました。


誰か見てくれるかな?


そんな心配から始まったこのブログ。

数十件から始まったアクセス数は三桁半ばで安定。

多いときには四桁超えを達成することも。

それも、こんな素人が書いた拙い文を読んで下さった皆様のおかげです。

本当に、本当に心からありがとうございましたとお伝えしたいです。


一度だけあった、選手とのつながり。

当時怪我の治療で苦しんでいた、箕輪義信選手からコメントをいただきました。

素敵な思い出、本当にありがとうございました。


アメブロで知り合った皆さんと出会った、函館や札幌のスタジアム。

人見知りで引っ込み思案な私を引っ張り出してくれた皆さん、本当にありがとうございました。

スタジアムで私を見つけて話し掛けてくれる皆さんに、帯広から向かう疲れを取って頂きました。


コメントをしてくださる皆さん。

ブログを続けていく上での、最大の栄養源…本当にありがとうございました。



この記事で『ピッチと、チャントと、手拍子と』の記事更新を終了致します。

記事更新を終了しても、コンサドーレ札幌とフットボール、北海道のスポーツに対する愛情に変わりなしです。


最後に私が大好きなチャントを書いて、ブログを終わらせたいと思います。


俺たちの街の誇り

さあ行けよ札幌

俺たちは歌うのさ

赤と黒がある限り




皆さん、本当にありがとうございました!




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