BLEED / ANGEL DUST
RELEASED 1999
2007年営業開始と共に我が鎧とするのはこのアルバム、ジャーマン・パワー・メタルの雄、ANGEL DUSTです。
エンジェル・ダストの略歴ですが
1986年 INTO THE DARK PAST
1988年 TO DUST YOU WILL DECAY
1989年 秋、解散。
1998年 BORDER OF REALITY
Vo ダーク・トゥーリッヒ
G ベルンド・アウファーマン
B フランク・バンクス
Ds ダーク・アズムート
Key スティーヴン・バンクス
キーボディストのスティーヴンはフランクの実弟で、今作でも、彼のキーボード・ワークが楽曲の構成において重要な役割を果たしているのは、お聴きの通り。特に今作では、いきなりピアノによるイントロでアルバムがスタートし、ラストにもピアノ・バラードが収められていることから・・・・・また、ご存じのようにオリジナルのANGEL DUSTにはキーボディストがいなかったことから、彼の存在こそが、現在のANGEL DUSTを新生たらしめているのだともいえよう。
とはいえ、’80年代から受け継ぐザクザクしたギター・リフや、骨太のパワー・メタル・サウンドが同時にフィーチャーされていることはいうまでもないであろう。この点では、本作は明らかに前作の延長線上にあるともいえ、新生第2弾の本作をもって彼らは、メロディックであると同時にアグレッシヴさも残した独自のパワー・メタルを確立したのだといえまいか。さらには、これまた前作の段階でも見られたことであるが、スティーヴンのキーボードはキャッチーさというよりも、むしろプログレッシヴな雰囲気を醸し出しており、確実にDREAM THEATER以降のエッセンスを彼等は見事に吸収しているようなのだ。
中略
いずれにせよ、彼等の現行サウンドがかつてのオリジナル活動時のファンにも、また、HAMMERFALL以降の新しいヨーロピアン・メタル・ファンにも、幅広く受け入れられるであろうことは想像に難くない。”マニアックなマタル・バンド”としてのスタンスを保ち続けてくれているのも、きっと新旧HR/HMファンの心を捉えている大きな要因のはずだ。単に”昔の名前でやってます”的なレヴェルを越えたところで勝負に出たことが、現在の順調な活動を助けているといっても、決して大袈裟ではないだろう。
わたくしRandyもまったく同感でしたので、'99年奥村祐司氏のライナー・ノーツから抜粋させて戴きました。
本当にキーボードが効いているんですわ。キャッチーさもあり、プログレッシヴでもあり楽曲の締まりを非常によくしています。
そしてギター・サウンドですが激歪みです。心地良いです(^_^;) この激歪みでザクザクやられた日にゃ・・・あぁたたまりませんよ
楽曲の出来もいいし、また特に①でヴォーカルの雄叫びシャウトを披露しているのですが・・・思わず、右拳を上げてしまいました。
わたくしRandyの’80年代のアルバム(写真帳)にも「エンジェル ダスト」の寄せ書きが・・・(///∇//)
Paiceさん覚えてる
写真の人物はもち、Randyでおます
1. Bleed | |
2. Black Rain | |
3. Never | |
4. Follow Me, Pt. 1 | |
5. Follow Me, Pt. 2 | |
6. Addicted to Serenity | |
7. Surrender? | |
8. Sanity | |
9. Liquid Angel |