BUST A NUT / TESLA
RELEASED 1994
さんま漁船が座礁・転覆し、漁労長が遺体で発見されたり、遂に北朝鮮が核実験をやらかしたりで、のんきにブログを書いている場合ではないと思うが、取り敢えずWEEK DAY の最初の日ですのでUPしておきます。( ̄_ ̄ i)
苦労人TESLAです。グアム島で彼らがカヴァー曲を演奏しながら金を稼いでいたりして、まあ、この手の話は星の数ほどありますけどね。ただね、TESLAの面々は演りたい音楽のためにはどんなことにも耐え、そして今、自分たちの信じる音楽だけをプレイしているんですな。この己の信念を曲げない頑固さには敬服しますし、それが音になっているから素晴らしいんです。
確かにTESLAは草の根運動に近い、地道なライヴ活動を通じて自身の音楽の魅力を伝道してきたのですが、しかしTESLAのイメージは少なくとも強烈なものではないんですな。ルックスが飛び抜けていいわけでもないし、派手な演出をライヴで披露するわけでもないし、いわゆる時流に乗ったセンスは持ち合わせてもない。
楽曲はいわゆる70年代、今となっては古典的ハード・ロックと言わるかもしれませんが、演奏することを心から楽しむという姿勢がよく出ているアルバムです。時代の誘惑に全く興味を示さず、音楽という素材に全霊を叩き込むその純粋な姿勢は、理想的なロック・バンドのアティテュードを伝えている。その真摯なアプローチから、TESLAの個性的音楽は生み出されてゆく。
<伊藤政則氏のライナー・ノーツより殆どを盗用>(´・ω・`)サスガワ マササン デス。
⑮はZEPPのカヴァーですな わたくしが思うに秋の夜長に思いに耽って聴くのがよかとです。んでもってTESLAのみなさんもZEPP大好きなんですね。楽曲のリフに影響の痕跡がありありです。
TESLAの魅力はストレートで尚かつヘヴィーなギター・サウンドと時代に左右されない楽曲ですな。佳作揃いなんですが惜しいかな、ここでヒット曲があれば日本での知名度もぐっと上げるんですがね。
15. The Ocean |