RAIN DANCES / CAMEL | 沼 Note

沼 Note

家族のエピソードやハードロックへの思い入れ、戯言を書いてます。
出会い系業者のさくらコメントが目障り。コメントは承認制にしています。

RAIN DANCE

1977年 リリース ベースにリチャード・シンクレアを迎えた4thアルバムだ。


このアルバムは、所謂大作(ろんぐたいむな曲ね)を擁していないためか、やや地味な感じを受けるかもしれませんが、1曲1曲のクオリティーは素晴らしいのもがあります。


先ずは全体を通しての印象は、やはりリチャード・シンクレアの参加がいい雰囲気を醸し出してます。ジャズ・ロック・バンドで活躍していただけあって、ジャージーなベース・ラインが大人のプログレって感じですね。


①First Lightから即キャメル・ワールドに突入するのですが、盛り上がり方がいいですね。静かなギターのアルペジオから始まりベース、ドラムが入ってきてシンセがメロディーを奏でる。何と言っても楽曲が素晴らしい。


とにかく楽曲がいいんですわ。メロディー・センスもピカイチ。叙情的な旋律も美しい。

UNEVENSONGやSKYLINESなどの躍動感のある曲では、ことさらリズム・セクションの力を発揮していて、ベースはグルーブしまくりだしドラムはハイハットのアクセントをビシバシ入れてくるし、聴き応え抜群です。SKYLINESはバンドでチャレンジしてみたい曲ですが・・・・。

ラストのタイトル・チューンRAIN DANCE・・・余りにも叙情的で営業車のスピードを押さえてくれます。ちなみに、我が娘(小6)にこういう雰囲気の曲を聴かせると「悲惨な曲」などと、のたまいまする。


久々にキャメルを聴きましたが、ええもんはええですな。不滅ですわ。ほんま。



曲目リスト

1. First Light
2. Metrognome
3. Tell Me
4. Highways of the Sun
5. Unevensong
6. One of These Early Days I'll Get an Early Night
7. Elke
8. Skylines
9. Rain Dances