2005.6 リリース 通算8枚目のアルバムだ。
何を隠そう、わたくしRandyが所有するCDで最新の(苦笑)CDでごわす。
買ったのは今年になってから
まぁ音楽専門誌やギター専門誌は20年も見てないから、ロック・シーンが今どんな状況なのか知らないのです。
ブログが普及したお陰で、皆さんからの貴重な情報を十分に活用させて戴いております。感謝!!
さて本作オクタヴァリウムですが・・・・・一言、いいっすね。期待を裏切らない仕上がりになってます。楽曲の良さ、アレンジの良さ、そして演奏技術のすばらしさ★★★★★五つ星ですな。
ヘヴィーなギター・サウンド、強烈なリズム、綺麗な旋律或いはポップさを取り入れた楽曲・・・・・この結晶体はRandyが学生の頃、漠然と考えていたものと同じだったのが嬉しい。
だけどRandyには、それを体現しうる音楽理論、演奏技術、それとセンス(これが一番足りない?)が無いため、完成形に出来なかったわけです。
ヘヴィーな音も好き、綺麗な旋律も好き、それを表現したくて試行錯誤してました。
Randyが所属していたバンドは所謂ハードロック・バンドなんですが、ある時めちゃくちゃポップな曲をやろうとして、2・3回リハをしてボツにして、メンバーに迷惑かけたこともありました。
でもね、オクタヴァリウムの④のサビの進行と殆ど変わらない曲だったんだよなぁ。やっぱりRandy、才能がないんだな。コード・トーンとメロディーの関係が理解出来ていなかったんだな。
今でも曲のアイデアはあるんだけど、PCの作曲ソフトが使いこなせない 猫に小判を地でいってます。
話がそれてしまいました。
営業車で聴く場合は、先ずは低音をブーストしてと・・・・
①から来てます。次曲から続くであろう激しいリズムを予感させるオープニング・ナンバー。
ところが何と②はバラードですな。これがまたGOODな楽曲なんですわ。営業車で多分リピート10回はしたと思います。ピアノで始まりヴォーカルが流れ込んでくる。2コーラスからドラムとベースが入ってくるこの定石・・・・たまりません。
色んなエッセンスがちりばめられており、聴き応えのあるアルバムになっていると思います。タイトル・チューンの大作⑧の途中、ベックのレッド・ブーツを彷彿とさせるリフが出てきたりして、思わずRandyにんまりです。
このアルバムもジューダス、ロブと共に営業車常備CDとなるでしょう。
試聴はこちらです。(何故かリンクが貼れないのでアドレスを書きます)参考までにCD収録時間を書いておきます。
1.Root Of All Evil(8.07)
2.Answer Lies Within(5.26)
3.These Walls(6.59)
4.I Walk Beside You(4.29)
5.Panic Attack(7.16)
6.Never Enough(6.33)
7.Sacrificed Sons(10.42)
8.Octavarium(24.00)