戦争の悲惨さと平和への祈りを込めた後は、再び山手地区へ。
途中には「カステラ1番 電話は2番 3時のおやつは文明堂」でお馴染みのカステラの老舗・文明堂本店。
最近、このCM見ないですね…。
長崎はあちこちにいろんなカステラ屋さんがあるので、好みに合わせてご贔屓を探すといいかもしれません。
長く海外との交流があったせいか、開国後の西洋化も早かった長崎。
走り去る車窓から移したのは、鉄道発祥の地の碑。
その手前にあるのが、現在着々と建設中の出島ワープ
。
鎖国中の徳川政権下でここだけは外国人が活躍していた場所です。
噂だと、ここも夜間開放していたらしい。
ホテルからはちょっと距離があったので行けなかったけど、いろんな建物の再建が現在進行中。
出来上がったら絶対行ってみようと思ってます。
ちなみに、中国人の居住区になってた唐人屋敷街は火災で焼失し、今は場所を移し新地中華街になっていてプチ中国を体感できるそうです。
さて、前置きが長くなりましたがいよいよ国宝・大浦天主堂
へ。
教会内は撮影禁止でしたので、HPの掲載写真を参照くださいませ。
外国のカテドラルのような華やかさはないけど、日本らしい奥ゆかしさを感じる品のある佇まいだと感じます。
天井は高く、窓にはステンドグラスががはめ込まれていて、正面には祭壇があり、献金箱(賽銭箱的な…)もあるのですが、不思議なくらい皆さんスルーしていかれますね。
何故?
お祈りもしないし…。
神社やお寺と同じように、いくらかの寄付をして手を合わせるだけなのに…。
こういうのが日本人なのかなぁ~(-_-;)
見学時間がめっちゃ短かったこともあり、
敷地内にあった他の施設もまったく見ることが出来ませんでした。
今度は個人的に来るから、
その時はたっぷり時間をとって静かに礼拝したいと思います。
ちなみに、信徒の方たちはこちらの礼拝堂とは別に設けられた施設でお祈りをするそうです。
こちらはもっぱら観光用とのことでした。
静かに祈りを捧げるにはちょっと環境がよくないですもんね。