朝食を済ませて向かったのは長崎平和公園。


途中には防空壕があったり、

軍需工場だったところがあったり、

目に見える悲惨さはないかもしれないけど、戦争の惨さを感じるには充分の遺構がたくさんあります。


そのほとんどをバスで通り過ぎてしまったため撮影はしてないけど、
もっとちゃんと受け止めて受け継いでいかないといけない事なんだと思いました。


長崎平和公園は爆心地から少し離れた小高い丘の上にあります。


毎年、原爆が投下された8月9日にここで開かれる慰霊祭。




たちが訪れた時はこんな感じでした。


中国などアジア圏の方がいっぱいいたのが印象的です。

彼らは何を感じ取ってくれたのだろう…。

その前に、自分たち日本人もきちんとメッセージを受け取らないといけないですね。

先月、修学旅行で訪れた神奈川の中学生たちが、被爆者の語り部さんにむけて心無い言葉を吐いたニュースを目にしました。

何の為の修学旅行なのか…。
思春期の難しい年頃だろうけど、とっても悲しい出来事だと思いますね。



あの鐘はご遺族の方が鳴らす鐘。


いつでも鳴らせるわけではないそうです。


その鐘の周辺は爆風で吹き飛ばされた建物の基礎部分が残ってて…。




公園の一角から遠くに浦上天主堂を望むことが出来ます。



殆ど屋根だけしか見えませんが、公園内のこの親子像と一緒に見ると、苦しくて悲しくて…言葉もありません。




平和像の正面につくられた噴水。


被爆者の言葉が彫られた碑。



何とむごいことをしたのだろう・・・。



この時は時間の都合で被爆者のお話も聞けなかったし、資料館にも行けなかったけど、

ここを歩いただけでも戦争が残酷で無慈悲で悲しい思いしか生まない事を痛感しました。


今も何らかの理由で世界中のあちこちで争いがおきている。

命を奪い合う争いが、一刻も早く終わりますように…。


ただただ平和な時が訪れることを祈るばかりでした。