熊本城をあとにして、次に向かうのは天草地方。
長崎へ近付くに連れだんだんと切支丹(キリスト教)の色が濃くなっていきます。
でも、車窓から見える家々の玄関には、まるで伊勢界隈のようにしめ縄が飾られてたんです(撮影にことどとく失敗した為写真がない…)。
これは、江戸時代に隠れキリシタンとして生きていた人々がカモフラージュの為にしていたものの名残なんですって。
現代ではだいぶ減ったそうですが、風習として今でも受け継がれてるそうですよ。
そんな天草地方・島原へ渡る道は一本しかなく…。
お天気も手伝ってこの道が想像以上に大混雑!
後から聞いた話ですが、この天草地方での渋滞で予定時間を1時間半もオーバーしていたらしい。
しかし、けっきょくこっちから尋ねるまで(長崎に着く直前まで)添乗員からはまったく説明がありませんでした。
まぁ、道が渋滞していて進みが遅かった分、車窓からでも綺麗な海の写真を撮ることが出来ましたが…。
先を急ぐ途中に休憩のため立ち寄ったのは【藍のあまくさ村】。
この天草四郎時貞の像は、日本で一番大きな四郎の像だそうで…本当に大きかった。
島原地方にはこの他にも何体かの四郎像があるそうです。
ちなみに、この写真にもちっちゃな四郎像が写ってます(わかるかな?)
この建物は天草四郎メモリアルホール。
この敷地内にももちろん四郎の像があるそうです。
さらに道を進むと、見えてくるのは本渡瀬戸。
川ではなく有明海と八代海に接する海峡。
車が走る方はループ橋で、写真に写ってる赤い可動式の跳ね橋は歩行者用。
昔は車もあっちを使ってたそうですが、船が通るたびに跳ね上げてばかりはいられなくなり、新しく橋を作ったそうです。
さぁ、本格的に潮の香りが漂ってきました。
いよいよ本日のメインイベント、そして、私もこの度の中でもっとも楽しみにしていたイルカウォッチングです!
イルカさんに逢えるかな???