■日本叩き売り計画(その1) | 原発事故は東電が招いた人災

■日本叩き売り計画(その1)

昨日は安倍がTPP事前協議でアメリカの要求を丸飲みし、そのなかには「かんぽ」も含まれていました。

小泉政権時代に成立した郵政民営化法(かんぽ、ゆうちょの300兆円をアメリカ禿鷹にくれてやる)ですが


2009年12月鳩山政権は「郵政民営化」を白紙撤回させました。

「日本郵政の株式売却凍結」を成立させ、アメリカ禿鷹やセイショウ寄生虫になんか「郵政の金」はくれてやらない。ということですね。

郵政民営化が行われ、その内容が「禿鷹や寄生虫の餌にする」だったことが明らかになり、「郵政民営化見直し」を公約の一つとして選挙を戦って政権を取った。

そして鳩山政権は、公約を実行したわけですが(それにしても、禿鷹、寄生虫に邪魔されずに、良く法案を成立させたものだ。まあ当時の鳩山政権は圧倒的な支持意率だったけど…、結局、見事に禿鷹、寄生虫に填められて政権を追われたけど)

ところが、2012年4月27日には、今度は原発を再稼働させ、消費増税を成立させた野田政権が、「日本郵政の株式売却凍結」を解除する法案を成立させました。

つまり、やっぱり、「かんぽ、ゆうちょ」は「禿鷹や寄生虫の餌にする」ということですね。消費税、原発、TPPなどの影に隠れて話題になりませんでしたが。

そして此所へ来て、選挙終了早々にTPP交渉参加を決めた安倍政権は「アメリカに配慮して『かんぽ』新商品を申請しても日本政府は当面認可しないことを決めた。


民営化後、不祥事続きで、郵貯マネーは350兆円から267兆円に減少してますが、


株式上場、保有株売却を目前にして、

新商品の認可拒否ですか?


わざわざ、業績を悪化させてから、上場ですか?


いったい何を考えてるんだ?

出来るだけ安く、禿鷹に郵貯を買っていただくお膳立てですか?


安倍は真性の売国奴です。




■日本郵政株式売却凍結法を成立させた鳩山政権
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-d146.html

■改正郵政民営化法が成立…日本郵政株売却可能に 2012年4月27日11時30分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120427-OYT1T00383.htm

■TPP 米国の狙いはやっぱり267兆円の郵貯マネー 下院公聴会で“米国のサイフ”にする魂胆丸出し (日刊ゲンダイ)[11/12/19]
http://www.logsoku.com/r/bizplus/1324337975/
だが、米国の本当の狙いは金融市場の開放などではない。国民の財産を根こそぎ奪う謀略だ。

「日本郵政を上場させ、米金融機関を大株主として送り込む。日本郵政は現在、日本国債で多くを運用していますが、運用利回りの有利な米国債など外債に変更させる。

米金融機関の増資に応じてもいいし、国際的なM&Aに投資させる手もある。大株主として次々と提案してくるでしょう。要するに郵貯マネーを米国のサイフにしたいのです」(黒岩氏)

庶民がコツコツと貯めてきた267兆円が、米国救済のために使われる。

そんな馬鹿なことを許していいはずがない。


■日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律
http://ja.wikipedia.org/wiki/日本郵政株式会社、郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律