小4SAPIX後期保護者会 | 入試で燃え尽きない 頭脳の育成。season2

入試で燃え尽きない 頭脳の育成。season2

小6双子息子の中学受験戦略記。2017終了組の娘(小3夏~SAPIX、小6春にWに転塾:season1)に引き続くseason2。

SAPIXの保護者会に参戦してきました。
いつもながら平日午前の開催なので、有給休暇をとっての参加です。


■保護者会の重み

保護者会は、上位から3クラス毎に区切ったブロック毎の開催です。毎回の授業が60分×3コマで同一ブロックは受持ちの講師が基本的に同じだから、ブロック単位の開催なのでしょうね。

SAPIXはテキストについては能力別編成にしていないし、年度の最初に配布される「年間学習法」にもクラス別の家庭学習の濃淡についての記述はありません。

なので、ブロック単位に開催される保護者会での講師のコメントが、いまのわが子にあった家庭学習についての指針の一つになるわけです。

わが子にムダなことをさせないためにも、家庭学習の取捨選択をしている私が、「年間学習法」の精読とあわせて、保護者会で発するSAPIXの思いを正確に解釈することこそが、SAPIXシステムの果実を享受する近道と思っています。


■巧妙なブロックマネシメント?!

娘が所属している大規模校舎では、5~6ブロックあり、今回はじめて最上位ブロックの保護者会に参加しました。

事前のウワサでは、最上位ブロックの保護者会では、今のうちにアレもやれコレもこのレベルまでやっておけ、と随分盛られると聞いていたので、割り引いて聞かないとなあ、と警戒しながら会場に向かいました。

そりゃ塾側の立場に立てば、上位生の親にハッパをかけるのが、一番効率的ですからね(笑)。

会場は約40名の参加。ということは出席率80%以上!男親は8名。2割が男親なんて、このての集まりではじめてです。なんだか全体的に落ち着いた雰囲気。気のせいか、テストの点数をいちいち書き込んで一喜一憂するblogを書いているような享楽型のママさんはいない感じでした。


■小4後期に向けて

・小4後期の学習方法は、小5の学習方法から逆算して考えよ
・物量は、小4が1なら、小5が3、小6が10。
・才能だけで解いている子は今後伸びない。粘り強さと地道な反復練習あるのみ
・本人が、理解できている所と理解できていない所を把握するようにしろ
・親はアクセルを踏みすぎるな(笑)

盛りの話を割り引いても、耳の痛い話が3時間続きました。子供達の通常授業とおなじく、休憩なしの3時間ぶっ通しです。

今後つまづきやすい単元や、小6まで出てこない単元、といった具体的な興味深い話も聞けました。



SAPIX教はこうして親を直伝の伝道師に育てていくことで、家庭での正しい行いを布教していくのですね。


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