『下町ロケット』と驚きの展開 | nude light

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『下町ロケット』
作 池井戸 潤 | 発行 小学館



いや~おもしろかった!!
久々に大興奮のうちに一気に読み終えました。

企業のお話だし、あぁ…わかるなぁ…って場面もいーっぱいあったので、これクマが読んだらおもしろいんじゃないかな?と思ってすすめてみました。

クマは「本」は読むけど「小説」は全然読まないタイプの人なので、これまですすめてみた本も結局読み切らずに終わっていたのですが、なんとなんと、この小説はかなりおもしろかったらしく、最後は電車の中で泣きながら読んだと言ってました!!


で、「小説っておもしろいやん」とちょっと目覚めたクマ。
ある時、突然出張先から電話してきました。


「あのさ、今本屋さんにいるんやけど。この前、芥川賞とった人の本って何やったっけ?」


いやいや、いきなりそこ?! あくたがわさん、いっちゃう?!


「う~ん…どうせなら芥川賞より直木賞とった作品の方がわかりやすくておもしろいと思うよ。
 とにかく、書店員さんに聞いてみたら?」

と一応アドバイスしておきました。



すると数分後また電話がかかってきたのですが、結局のところ本屋さんにいたブックコンシェルジュさん(なんて人がいたんだって!)に

『直木賞をとったような作品で、初心者でもサクサク読めてしまうようなわかりやすくって面白い本ってないですか?』

という欲張りな質問をしたら、

『夢違』恩田陸 著
『春から夏、やがて冬』歌野晶午 著

の2冊をおすすめされたらしいです。
いずれも今回の直木賞にノミネートされてた本ですね。

ってか、私としてはその恩田陸さんの本は自分で買おうって思ってた本だったから、まさに「よっしゃー!!」ですよ。
「読んだらすぐさま持って帰ってきなさい」と言いましたとも。


で、で、またまたその後電話がかかってきました。


「恩田陸おもろいわ…。」


だって!
クマに「絶対読んでみて!」なんて小説をすすめられる日がくるなんて驚きの展開ですな。







『夢違』
作 恩田 陸 | 発行 角川書店



というわけで、ほんとは別の小説を昨日ちょびっと読みはじめたとこだったけど、急遽こっちから読むことにしました。うひゃひゃ。めちゃくちゃ楽しみ。



クマよ、ようこそ我がフィールドへ~!!