昔、特許がらみで大変な目にあったことがある。
22歳くらいの時だ。
goodsを制作販売の会社に
専属デザイナーとして勤務していた時の話。
会社で出したオリジナルキャラクターが、
特許侵害として抗議された。。。
『マジ!!!』
社長から報告されたとき、
何?どうして?
雪だるまのキャラ。
雪だるまを擬人かしたキャラクターは、
世の中に数多く出回っていた。
当然、雪だるままど、
キャラクターにすると大体似たようなものだ。
すぐに、社長とチーフと私の三人で、
特許庁に向かった。
特許を取った雪だるまのキャラを収集し、
裁判に向けての準備をするためだ。
特許が許可されたキャラクターは、
独自性を認められているとの認識の基、
私たちのキャラクターが正当性あるかを、
実例を基に立証しなくてはならないと考えたからで。。。
実際、集めると微妙なキャラもある。
やっぱり、擬人化した雪だるまは、
見ようには、似ているものだという判断ができる材料が揃った。
結局裁判には至らなかったが。。。
その間、商品在庫等もろもろで、
3000万円くらいのマイナスが発生した。。。
特許というものは実に考え方が難しい。
有名な話で、『ハロウィン』という世界的有名な日があるが、
この『ハロウィン』という言葉は、
商標登録されている。。。
知らずに使用してヒットでもしようものなら、
突然、特許侵害の通知が来て、
利益の何%か持っていかれるという。
最近でも、
京都の何百年も続いている技術で、
金箔があるが、
これも、特許を取っていないため、
数十年前に特許申請した、
確かアメリカ人に訴えられたことがある。
特にアメリカでは、
サブマリーン特許というモノがあり、
通常、特許申請した場合、
出願を公表しているのに対し、
出願中は公表せず、
許可が取れた時点で分かるというものだ。
これでは、特許を調べて、
使われていない技術と認識し使っていたものが、
ある日突然、
特許侵害として訴えられてしまうことがあり得ることになる。
非常に、理解できない。。。
アメカジショップのデザイナーをしていた時、
自分の作品が、パクられ販売されていた。
でも、考えとしては、パクられることは、
売れるモノだから、評価を得たのだと考え、
訴えるどころか、
パクられたと思った。
そして、パクられることが、ある種ステータスにも思えた。
誰にも知られない、
自分だけのメッセージやサインなど
盛り込んでデザインしたモノをパクられた時、
そのまま、サインとかがプリントしてあって、
そんな考えっておかしいのだろうか?
何か市場原理の資本主義で、
ギスギスした世界へと変貌していくことに、
寂しさを感じる。。。
そんな中。。。
アサヒビールが『イナバウアー』を商標登録出願。
アサヒビールが作った言葉でもなく、
アサヒビールが苦労して広めた言葉でもない。。。
なのに、商標登録が許可されるとしたら。。。
納得できない。。。
何か。。。
間違っている気がする。。。
一時期、
ネットのURLで、
価値の付きそうな言葉を登録し、
金儲けに走った人たちがいた。。。
今は、
株の売り買いでの儲けを目的にしている人たちがいる。。。
何かが狂っている。。。
私も株をしているが、
投資目的がある。
薬を開発しているところや、
企業の姿勢に共感するところや、
日本の技術革新を意識しているところに投資している。
用は、応援したいと思うところに投資をしているのだ。
こんなことは、
綺麗事として切り捨てられるのかもしれない。。。
でも、本来の投資のあり方とは、
そういうモノではないのだろうか?
スローライフの言葉を近年目にするが、
それは、今スローライフでは無いからだろう。。。
どんどんスローライフから遠ざかる。。。
便利なモノが増えたが、
便利=豊かさではないのだと思わされる。。。
しかし、このまま人類は進んでゆくのだろう。。。
人類が求めていることに突き進んで。。。
ある時、気付くだろう。。。
本来求めている意から、
どんどん遠ざかっていることに。。。
その時、人類は修正可能なところに、
まだいるのだろうか?
もしかしたら、後戻りできず。。。
豊かさなど希望すら持てないところまで来てしまうのだろうか。。。
そう思っても、
日々の流れに飲まれ。。。
もがき、流されてゆく。。。
何とも、無力なものだと。。。。
22歳くらいの時だ。
goodsを制作販売の会社に
専属デザイナーとして勤務していた時の話。
会社で出したオリジナルキャラクターが、
特許侵害として抗議された。。。
『マジ!!!』
社長から報告されたとき、
何?どうして?
雪だるまのキャラ。
雪だるまを擬人かしたキャラクターは、
世の中に数多く出回っていた。
当然、雪だるままど、
キャラクターにすると大体似たようなものだ。
すぐに、社長とチーフと私の三人で、
特許庁に向かった。
特許を取った雪だるまのキャラを収集し、
裁判に向けての準備をするためだ。
特許が許可されたキャラクターは、
独自性を認められているとの認識の基、
私たちのキャラクターが正当性あるかを、
実例を基に立証しなくてはならないと考えたからで。。。
実際、集めると微妙なキャラもある。
やっぱり、擬人化した雪だるまは、
見ようには、似ているものだという判断ができる材料が揃った。
結局裁判には至らなかったが。。。
その間、商品在庫等もろもろで、
3000万円くらいのマイナスが発生した。。。
特許というものは実に考え方が難しい。
有名な話で、『ハロウィン』という世界的有名な日があるが、
この『ハロウィン』という言葉は、
商標登録されている。。。
知らずに使用してヒットでもしようものなら、
突然、特許侵害の通知が来て、
利益の何%か持っていかれるという。
最近でも、
京都の何百年も続いている技術で、
金箔があるが、
これも、特許を取っていないため、
数十年前に特許申請した、
確かアメリカ人に訴えられたことがある。
特にアメリカでは、
サブマリーン特許というモノがあり、
通常、特許申請した場合、
出願を公表しているのに対し、
出願中は公表せず、
許可が取れた時点で分かるというものだ。
これでは、特許を調べて、
使われていない技術と認識し使っていたものが、
ある日突然、
特許侵害として訴えられてしまうことがあり得ることになる。
非常に、理解できない。。。
アメカジショップのデザイナーをしていた時、
自分の作品が、パクられ販売されていた。
でも、考えとしては、パクられることは、
売れるモノだから、評価を得たのだと考え、
訴えるどころか、
パクられたと思った。
そして、パクられることが、ある種ステータスにも思えた。
誰にも知られない、
自分だけのメッセージやサインなど
盛り込んでデザインしたモノをパクられた時、
そのまま、サインとかがプリントしてあって、
そんな考えっておかしいのだろうか?
何か市場原理の資本主義で、
ギスギスした世界へと変貌していくことに、
寂しさを感じる。。。
そんな中。。。
アサヒビールが『イナバウアー』を商標登録出願。
アサヒビールが作った言葉でもなく、
アサヒビールが苦労して広めた言葉でもない。。。
なのに、商標登録が許可されるとしたら。。。
納得できない。。。
何か。。。
間違っている気がする。。。
一時期、
ネットのURLで、
価値の付きそうな言葉を登録し、
金儲けに走った人たちがいた。。。
今は、
株の売り買いでの儲けを目的にしている人たちがいる。。。
何かが狂っている。。。
私も株をしているが、
投資目的がある。
薬を開発しているところや、
企業の姿勢に共感するところや、
日本の技術革新を意識しているところに投資している。
用は、応援したいと思うところに投資をしているのだ。
こんなことは、
綺麗事として切り捨てられるのかもしれない。。。
でも、本来の投資のあり方とは、
そういうモノではないのだろうか?
スローライフの言葉を近年目にするが、
それは、今スローライフでは無いからだろう。。。
どんどんスローライフから遠ざかる。。。
便利なモノが増えたが、
便利=豊かさではないのだと思わされる。。。
しかし、このまま人類は進んでゆくのだろう。。。
人類が求めていることに突き進んで。。。
ある時、気付くだろう。。。
本来求めている意から、
どんどん遠ざかっていることに。。。
その時、人類は修正可能なところに、
まだいるのだろうか?
もしかしたら、後戻りできず。。。
豊かさなど希望すら持てないところまで来てしまうのだろうか。。。
そう思っても、
日々の流れに飲まれ。。。
もがき、流されてゆく。。。
何とも、無力なものだと。。。。