故赤塚富士夫氏の葬儀でタモリが弔辞を読みあげた。
本当は白紙ですべてアドリブだったのではないかとネットで話題になっていた。そんなニュースから、ネットにあげられていた弔辞の全文を目にした。
泣いてしまった。
ドリフで笑いの産湯をつかい、ひょうきん族で育ち、そして大人になって粋人タモリの面白みに気づいたU35世代。
そのタモさんの弔辞は、美しい詩のようでもあった。
祈りのこめられた言葉はこころに響くものである。
そして今夜の『タモリ倶楽部』。
大田区蒲田にある7本もの道路が交差する「七辻」をビルの屋上から観察し、ある車のIN→OUTの道や、車に取り付けたカメラの映像から、どの道を走っているのかを、だらだら~だらだら~っと、を予想したりしている。
どーでもよさそうなことを、大人があ~だこ~だと言う。
いやあ、癒されるなぁ。
改めて見なおした、万物を肯定し受容する言葉、
「これでいいのだ」がしみじみ沁みてくる。