政府は1日、10年版「環境・循環型社会・生物多様性白書」を閣議決定した。環境分野の技術革新「グリーン・イノベーション」で豊かさを享受しながら、鳩山政権が掲げる「20年に90年比25%の温室効果ガス削減」を達成することは可能と強調している。国連開発計画が国民1人当たりの国内総生産(GDP)や識字率、平均寿命などから先進国の発展レベルを示した「人間開発指数」(07年)で、日本は10位だ。白書では、環境保全の観点を加えて独自に再試算すると日本は6位に上がるとし、「環境を中心とした新たな経済社会の底力を日本が持っている」と指摘。大気汚染対策や再生可能エネルギーなどの環境技術を経済成長につなげるため、研究開発投資や人材育成に力を入れるとした。

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