小児の噛み合わせの治療(バイオブロック療法)にもマイクロスコープを使うと見えてくるもの... | 隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

隠れキリシタンの島で隠れてない歯学博士 高﨑智也のスローライフブログ

歯学博士/東北大学非常勤講師
手術用顕微鏡を全ての診療室に導入し、1本1本の歯を大切にします。
歯科衛生士と共に取り組む予防歯科。
裸眼では見えない噛み合わせの調整、痛みが少ない歯ぐき蘇り手術を行っています。

こんにちは。

今日は診療日ですが、自費の予防会員の皆様が多く来院して下さる日で、僕はデスクワークを進めています。

 

当院では、小児の噛み合わせの治療で、バイオブロック療法を行っています。

成長期に治療する方法です。

ステージが進むと、上下一体型の装置に変わるのですが、この装置の調整が、本当に難しいんです。

この方法を開発したイギリスのJohn Mew先生は、矯正専門医でありながら、ワイヤーを使用しません。

別名、自然療法と言われている所以です。

 

それだけに来院時に、噛み合わせの確認、細かな調整が必要になります。

そんな中、現在、治療用ユニット3台全てに、マイクロスコープ(pico MORA)&DVP2(記録映像プレゼンテーションシステム)を装備しているので、全ての臨床に使っています。

バイオブロック療法の場合、全体を診る時は、咬合のバランスを確認するため、12時の位置からお顔や左右バランスを診るので、その際は、さすがに使用しません。

しかし局所を確認し、調整する時には、とても役立ちます。

 

続きは...

http://www.nteeth.com/2017/01/28/nt20170128/