売れてほしい商品、売れさせちゃう戦略とは? | 田中信裕ゼミナール

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福岡県 東区 九州産業大学 

経営学部 産業経営学科 国際経営学科

田中信裕ゼミナールのゼミ生による活動報告ブログ

こんばんわ!ゼミ4の林です。
以前製品の構成3要素というものを紹介して、
売れなくなった商品や、
売れない商品を売れるようにするという戦略を紹介してきました。
http://ameblo.jp/ntanakazemi/entry-11561348021.html(こちら過去の記事です)

今日は売れさせちゃう戦略というものを紹介します。
マーケティングでは、計画的に商品を古臭くさせてしまう戦略があります。
それは、マーケティング用語で
計画的陳腐化
と言います!!
まだ使えるものなのに、周りを見渡してみると「あれ?私流行に乗り遅れてるんじゃないかしら?(((゜д゜;)))汗」
ということはありませんか?これぞ企業の戦略なんです!
例えば、顧客のターゲットを「一人暮らしの大学生」とします。
企業側はその冷蔵庫をわざと5年で壊れるように製造します。

というようなものです。
計画的陳腐化の他にも、機能的陳腐化・心理的陳腐化・材料的陳腐化があげられます。

機能的陳腐化とは、携帯電話やパソコンに言えることで、形はあまり変わりませんが新機能を搭載することです。

心理的陳腐化とは、車・服のモデルチェンジや流行の変化で商品の陳腐化を思わせるようなものです。服と言えば、ユニクロで働いていたときの商品の入れ替えの早さを思い出します。次から次へと商品が売り出され、売れるものをいち早く安くして売り出していくユニクロの戦略はこの心理的陳腐化に関係しているかもしれませんね。

材料的陳腐化とは、ライフサイクル(製品が開発されて発展普及しやがて新商品の開発によって衰退する一連の過程の事)を意図的に短くするものです。例えばストッキングを破れやすいような素材にし、破れて買う破れて買うという一連の動作を増やすことです。

このように、
知らない間に
戦略に
はめられちゃっていますヘ(゚∀゚*)ノ

外見だけ、流行、安ければいいという考えは、お金がいくらあっても足りなくなってしまーーう!こんなことを考えてみて買い物をすると別な発見があるかもしれませんよー!

この詳しい授業も田中先生の授業で楽しく学べちゃいます♪
マーケティング論2011/05/14
第五回製品戦略から引用して表記しております。