殺処分場で、激しい攻撃性から引き取り手がなく
処分場にいたミニチュアダックスの寿太郎
今朝は早く起きたので、早出出勤のつもりでいたら
一大事が起きて遅刻スレスレでした
普段は背中を撫でても怒らず
とても甘えて体を押し付けてくるくらい
人懐こいのですが、
ひとたび何か気に入らないことがあると
豹変します
抱っこの練習なんぞ、やってみるものの
改善のきざしなし
あきらめているのではないのです
ただ、普通の家庭犬としては
暮らせないだろう、とは思っています
歯を当てる
という次元ではなくて
怒り狂って攻撃をしてきます
手を引っ込めても、腕に向かって追いかけて思いきり噛みつくのです
幸い、実際にやられたことはたありませんが
マズルガードをしなければ大怪我と思います
普段はマズルガードなんてしてませんよ
鼻の奥に膿がたまり、ずっと苦しい日々を送ってきたのだと思います
手術して膿の原因と思われる歯を数本抜き
投薬で膿はでなくなりました
どんな子も生きる権利はあるけれど
それは、本当に怖い犬を見たことがない方が言うのであり、
生きていてはいけない犬もいるのだと
私は思っています
保護犬として、他の犬のように当たり前に里親さんに渡すことはできません
おもちゃや食べ物、抱っこは豹変のスイッチです
それがなくて、自由に過ごさせることができたら
この子は幸せでいられるのです
ジュジュ(寿太郎)、
私ね、進んであなたの里親さんを募集できません
けれど、世の中って、他人からは変わり者って呼ばれてしまうほど
幸せを本気で考えてくれる人はいるのよ
その、変わり者という方が、ぜひあなたをと言ってくれるのを待つことにします
今朝、セーターがハウスに引っ掛かり
はずしたら、それが元で豹変し
全く近づけない犬に戻ってしまった
マズルガードを瞬時に装着できたから
怪我せずに済んだけど
体によじ登って腕に噛みつこうとする寿太郎に
恐怖心と不憫さを感じました
これは先日
今朝は、こんなことすらできなかった
情けないよ、マジで
それでも一つだけ言えるのは
我が家にいる寿太郎は、今までの犬生で一番幸せだということ
毎日、夜遅くだけど一頭ずつ時間をつくり
犬スペースで撫でて話しかけて
大丈夫だと伝える
寿太郎は、わかってるのかどうだか、よくわかんないけどさ
セーターを脱がすこともできない私は何なんだ
寿太郎くん、激しい攻撃性のある子です
抱っこ禁止
おもちゃ禁止
ものが届くところにないお部屋での飼育が条件です
豹変すると容赦なく他犬にも噛みつきますので一頭飼育
爪切り、その他のケアは動物病院でやっていただきます(病院なら口輪を用意してくれて看護師さんならなれています)
寿太郎に無償の愛を与えられる方、
｢こんなはずではなかった！｣
と思わせる犬です
同じスペースで暮らすのはマズルガードなしでは難しいと思います
進んで
ではないけれど、
里親さん募集中
医療記事はまた後日
みんなの幸せ、きなこの願い
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