きなこ日記 命の賭け 死んでしまうかもしれない選択 | GO!保護犬GO~知る・見る・伝える→殺処分ゼロへ~

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静岡県御殿場市の個人ボランティア 
山の中で5年間、狭いケージで生かされてきた小山町多頭現場出身の犬の幸せさがし、問題を終息させ無事に終わりました

フィラリアでもシニアでも雑種でも、幸せにしたいと頑張ってます

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最近のきなこは弱っています。

ユキの納骨前に薬浴をさせました。

薬浴の後は必ずふやけた皮膚が破れ あちこちから血が出ます。


今朝、県の書類をよく読み返してみました。

私が現場に入ってすぐは、きなこの皮膚はこんなにひどくなかった。
毛が薄くなっているくらいでした。


その1ヶ月前に 県が黄体ホルモン埋め込みを実施していました。

黄体ホルモンは後遺症、副作用が懸念され海外では使用されないそうです。

ネットでくまなく調べた範囲だからどこまで本当かわからないけど、

副作用には、
メス犬の乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、体の異常膨張、重度の皮膚病とあります。

県は、効果は2、3年だから と言ってましたが、効果とは何だろう。

危険な薬剤を、死んでほしい犬に埋め込み 集まった寄付の使途としたのでしょうか。


きなこの場合、右首の皮の下に、埋め込まれたチューブのようなものが触って確かめられます。


小山の現場は、きなこ以外 皮膚病の子はいません。

いくら治療を頑張っても、この物質が悪さをしているとしかおもえないのです。


先生に相談しました。

「摘出できませんか」

先生は、外科的には可能と言ってくれました。


きなこは、もうぐったりして元気がありません。

きなこに麻酔を打てば死ぬかもしれません。

しかし きなこがこんなに弱り苦しむ姿は見たくありません。


死ぬかもしれない覚悟で 今日病院に連れていこうと思います。

きなこの健康な体を返してくれよ!

ユキの命をうばい、次はきなこかよ。

病気になったではないんです。
病気にされたのです。


きなこ、今日が最後かもしれないけど、
私は病院に連れていくよ。


ユキ、ダンボ、ダンボ2、はなちゃん、ハマ、

きなこを助けて。
大切なきなこを 助けてよ。