皆様こんばんは!!(^ ^)/~~

 先日,(3/19),松江テルサへ救援物資の状況を確認してきました。ニコニコラブラブ


りょうのブログ

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 添付写真の通り,松江テルサの一角が一時仮置き倉庫となっており,救援物資も順次配送している様子でしたが,交通機関も混雑している状況下であることから,配送待ちの救援物資が多数一時保管されていました。

 現在も救援物資の受付は一時中断中とのことです。
 (各都道府県によって,義援金のみの受付or義援金と救援物資両方の受付等々,取り扱いが違う様子です。)

 話は変わりまして,昨夜(3/18)のニュースを見まして,平成23年3月11日(金)に発生しました東北地方太平洋沖地震にて屋内退避されておられる方々の切実な思いが報道されていました...。

 『もう,我慢できません...。限界です...。』

 と...。

 今,私達に被災者の方々に対して何ができるのか...。

 今一度,同じ生命を与えられた人間として国民,いや,世界の皆が現地の方々の立場に立って考え直す時だと感じます...。

 現地の方々の切実な思い...。
 もし,被災を受けていない我々が同じ立場にさらされたら...。

 少しでも相手の立場に立って物事を考える気持ちを改めて常日頃から誠心誠意持てば,私達に何ができるのか...。

 逆に,私達が今,何をしなければならないのか...。

 直接言葉には出さなくとも,自問自答すれば自ずと同じ答えが出てくると思っております...。

 小生のような若輩者が皆様に生意気な事を申し上げて本当に恐縮です...。

 今,私は,体調面での諸事情があり,長期出張ができません...。(と言いますか出張することが禁止されています。)

 そのため,私自身,放射線管理に関する知識を所有しながら,勤務先専属の産業医より出張制限(禁止)と1日当たりの時間外労働制限を指示されているため,私自身,現地応援に行きたい,行かせて頂きたい,本音は行きたい,少しでも現地住民の皆様の目線に立って微力でも役に立ちたいと思いながらも前述の縛りがあるため,現状は現地へ出向くことができず,私自身,本当に悔しい思いで一杯です。
 (当社からは既に数十名の社員が現地へ応援に向われておられます。)

 本当に悔しい...。何もできない自分が腹立たしい...。

 そうは言っても今回の事象は日本,いや,世界を揺るがす大惨事...。
 原子力の存亡と未来が掛かっています...。

 私自身に出張制限&1日当たりの時間外労働制限が掛かっていてましても,現地への応援要請があれば,私は命をかけて現地へ応援に行かせていただきたいと志願したい思いで一杯です。

 それが,原子力技術者として人命を授かって日々,業務を遂行している私達社員一同の使命であると心底思っております。

 また,そのような業務に日々従事させて頂いていることを本当に感謝し,誇りに感じております。ある意味勲章です。

 放射線レベルがあまりにも高すぎて,マスコミ報道陣も一切近づけない状況下の中,ニュースでは殆どと言って良いほど取り上げられていませんが,東京電力福島第一原子力発電所の社員,協力会社社員,そして自衛隊,東京消防庁ハイパーレスキュー隊員の方々が不眠不休で,気を失って倒れ続けている方々も多数おられる中,命掛けで作業されておられます。

 現場で防護スーツ,前面マスク,二重の手袋etc.。

 装備の実態を熟知している私に取って,どれだけ作業効率が悪いことか....。(高レベルの放射線の関係上,作業者1人あたり,限られた短時間で効率的に作業しなければなりません。)

 ハイパーレスキュー隊員の方々は放射線業務従事者と同等以上の放射線に関する知識を学ばれておられますので,放射線の実態を熟知されているが故に,予想できない作業に,日々,想像絶する訓練をされておられながら,相当の緊張といいますか多大なる恐怖心で心中は一杯だったとのことです...。

 作業環境が悪い中,夜間は足元の明かりもないまま,どれだけ現場最前線で国民の命を1人でも助けようと,そして少しでも避難されておらえる住民の方々の不安を取り除こうかと奮闘されておられる作業者がおられることも決して忘れてはなりません...。

 小生がただただ勝手な主観のみを申し上げて本当に申し訳ありません...。

 ただ,今回の事象を受けて私の思いは一つ...。

 放射線,放射性物質という『恐怖』と『不安』にさらされながら避難所で頑張って生活されておられる地元住民の皆様のお役に立ちたい...。

 その一心です...。

 どうか,ご理解を...。
 (少なくとも東京電力さんのみに責任転嫁するのは大きな間違いだと私は感じております...。)

 私の体の問題もありますが,会社から応援要請があれば,命を掛けて現場へ急行させて頂きたい...。

 今はその思いで胸が一杯です...。

 あと,東京消防庁の方々の会見,本当に国民の命を授かって危険を顧みず現地で懸命な作業を決行された...。(はっき申し上げて,想像を絶する高い放射線レベル環境下での作業です...。一般市民では耐えられないでしょう...。)

 事実,消防隊員の皆様の被ばく線量限度は,放射線業務従事者と違いまして,30(mSv)...。
 現場作業時における最大被ばく線量は27(mSv)とのことでした...。
 (あくまでも想像の域ですが,これは,我々放射線業務従事者同様,当所では被ばく線量限度の90%がアラーム設定値として初期設定値として放射線管理システム上,設定されます。
 これは,万が一,線量計のアラームが発報した際,線量限度100%を初期設定値と設定していますと,放射線レベルが低い場所へ退避する際に線量限度100%を超過する恐れがありますので,退避する時間的裕度をもたせるため,あえて線量限度の90%をアラーム発報設定値として線量計にセットしています。)

 本当に感謝の気持ちで一杯で,頭が上がらず,涙が止まりませんでした...。 しょぼんあせる