さらば、僕らのきかんしゃトーマス
皆さんは、きかんしゃトーマスという作品を知っていますか?
ミニチュア模型を用いた人形劇で、ソドー島という架空の島の路線を走る、喋る機関車たちの物語です

しかし、
どうやらその“人形劇の”機関車トーマスは、昨年で終了してしまったとの事です

先ほど僕も知ったのですが、今年からの新シリーズからはCG製作になるとの事

誕生から65年、ターニングポイントのようです…。
あの人形劇が売りだとばかりに思っていたし、何よりあの造りが一番好きだったのに…とても残念です

どうしてCG製作に移ったのか、詳細はまだ僕は知りません。
しかし、
新シリーズ一発目を記念してか、早くも劇場版(長編アニメーション)『トーマスと伝説の英雄』としてスクリーンに登場するとのことですが…
実はそこに出てくる映画初登場キャラが、
なんと昔に日本からソドー島にやって来た機関車(名前はヒロ)との事

今までで日本からの機関車は出てきた事は無く、このヒロが初めてです

で、…
ここからは僕の推測なのですが、
初っ端から日本キャラが出てきた+65年かけて進化し続けてきた模型劇を捨て、いきなりフルCGに切り替えた
この2つのファクターを基に推測すると…
もしかしたら新シリーズは、日本製作に切り替わったのかも知れません。
今までは海外製作版を輸入し、吹き替えて放映されていたのが、完璧な日本製作になったのではないか。という考えです

例にすると、セサミストリートが良い例かも知れません
あれも途中から、完全な“日本仕様”として日本での製作がスタートしましたからね
(評判は低かったけど…)
(評判は低かったけど…)日本版の製作権はテレ東が取得出来たが、模型は海外の著作物だから日本で勝手に使えない(=承諾を得られなかった)。
故のCG製作なのかも知れません。
…もしもそうなら、わざわざ日本で製作する必要も無かった気がするなぁ

模型劇版よりもCGの時のが視聴率が低かったら、尚更です

なんとなく、テレ東の強気な姿勢が見え隠れしてる気がします

YouTubeに新劇場版の告知がupされてたけど、あれを観る限り僕はアンチ・CG版ですね

やっぱ模型人形劇のが良かったと思うな

前シリーズから見ていて、シリーズ交代された子供達は間違いなく違和感を覚えるでしょう

でも、新シリーズから見始める子供にとっては、どのように写るのだろうか…。
ここで新たな“層(=世代)”を獲得出来ないと、ちょっと存続は厳しいんじゃないかな…なんて思います

セサミストリートも、日本仕様に切替てからの低視聴率で打ち切り・終了、海外吹き替えに戻すことなく終わってしまいましたが、
僕としてはトーマスに、こんなお粗末な末路を辿ってほしくないです

たとえ日本仕様で視聴率下がっても、過去の海外吹き替え仕様に戻す形で、
存続して欲しいと切に願います(><;)
ちなみに…
意外に、あまり知られていないのですが
過去に、きかんしゃトーマスはハリウッド映画として製作された過去があります

今から丁度、10年くらいまえになるかな?
初の実写+模型の特撮映画で、タイトルは『きかんしゃトーマスと魔法の線路:(the Tomas engine and magic railroad)』
今思うと、ちょっと子供には難解な気がするけど、この年になって観てみると凄く心に響くというか、忘れかけた童心に帰れます

Amazon等でDVDが手軽に入手出来ますし、YouTubeで検索するとアガッてますので是非どうぞ^^