北灘はダンゴがすべて
ノッコミと言えば僕の中でなんてったってあそこなんですよ。
超深場からバッコバコと大型を連発でブチ上げて来る醍醐味はなかなか他では味わえません。
少し遠いので遠征になりますが、それでもシーズンには一度は行っときたいのが愛媛県の北灘湾です。
ここでは基本的に一発狙いはやりません。
いつでもマックス釣果を狙って行きますので、まず肝心なのはダンゴの配合と使い方です。
北灘湾に初めて訪れる人がまず舌を巻くのがそのケタ外れな水深でしょう。
下手すると着底すらままならないなんてこともありますので、そうならないように注意が必要です。
水深が35メートルを越えるような超深場では、マルキュー製品の高性能ダンゴ材が威力を発揮してくれます。
ただし、その中でも深場に向いている製品を選ばないと良い釣果は望み薄となってしまいます。
赤ダンゴのような粘りの強いものは北灘用のベースに向きません。
逆にしろまるや伝統チヌ筏のように上からバラバラとバラけすぎるものもダメです。
粘りが少なくまとまりが良いものしか使い物にならないですね。
僕は本筏チヌと紀州マッハ攻め深場をベースに使います。
「僕は」と言いましたが、はっきり言って、これ以外のベースは考えられません!
と言ってもいいくらい本筏とマッハ深場の組み合わせは最強ですから、強く強く推奨します。
ダンゴベースが決まればその性質を活かしたり調整するための集魚材の配合ですが、そのへんの細かい考え方や配合例について次回はお話ししたいと思います。