二七通りから、半蔵門線のルート上にある大妻通りにでました。
私がすすむべき方向を見やれば、すぐ先におおきな道路が見えております。
靖国通りです。
その向こうは、通りの名前にもなっている靖国神社でございますので、寄っていくことにいたします。
南門より境内に入り、本殿や拝殿の裏手をまわってみます。
木々が覆いかぶさる、細かい玉砂利が敷きつめられた道をのんびりとあるいていきます。
その奥には神池庭園とよばれる庭園があったりいたしますけれども、このあたりが神社の一番奥になるからか、ここまでくる参拝客の姿はさほどみられません。
遊就館の玄関ホールにちょっとおじゃましたら、拝殿に向かいお詣りをしていきましょう。
それが済みましたら、はるか遠くを見霽かす彼の視線の先にある上野の寛永寺を思い浮かべつつ、靖国神社をあとにいたします。
靖国通りにもどると、なにやらずいぶんと賑やかなことになっておりますので、行ってみると…
お神輿がでておりました。
私の写真からは、臨場感が一切伝わってきませんけれども、威勢のいいかけ声とともにお神輿がゆれ動いております。
察するに、こちらは築土神社（つくどじんじゃ）というところのお神輿のようですが、本日は、方々でお祭りがとり行われているようでございます。
残念ながら、私とは進行方向が逆ですので、その後ろに連なる車の大行列をみながら九段の坂をくだります。
日本武道館へ通ずる田安門を右手に見やり、坂をくだりきったら九段下駅に到着いたします。
牛ヶ淵は蓮まみれ。
つづく