平成26年度大阪府公立高校後期入試 得点率 国語 【高槻川添教室】
先週末、平成26年度大阪府公立高校後期入試の合格者の学力実態調査が発表されました。その中に入試の得点率が出ていました。
ちょうど先週の土曜日に中2の夏期講習の国語の時間に入試問題を見せて入試の話(古典の文章量や読解問題を解いて作文も書かなければいけないことなど)をしたので、今回は国語の得点率を紹介します。左の数字が得点率、右の数字が無答(白紙)率です。
一
1 漢字の読み
ア 暮れて 99.4 0.0
イ 宵 70.6 3.4
ウ 緯度 93.3 0.3
2 適語補充(記号選択) 88.0 0.3
3 欠文補充(抜き出し) 61.5 5.0
4
a 適語補充(抜き出し) 71.8 7.6
b 適語補充(抜き出し) 74.6 3.6
5 内容把握と表現(記述) 31.4 12.9
二
1 内容把握(抜き出し) 63.3 5.0
2 語句の解釈(記号選択) 75.7 0.4
3 内容把握と表現(記述) 12.7 22.6
4 語句の解釈(記号選択) 49.0 0.3
三
1 漢字の読み
ア 蓄積 94.6 1.3
イ 核心 96.9 0.4
ウ 磨いて 97.9 0.3
2 適語補充(記号選択) 85.7 0.3
3 熟語の構成(記号選択) 54.3 1.3
4
a 内容把握(抜き出し) 28.2 18.1
b 内容把握(抜き出し) 65.0 15.0
c 内容把握(記号選択) 60.7 3.7
5 内容把握(記号選択) 47.7 1.9
四
漢字の書き取り
1 家路 47.0 13.4
2 俵 62.7 16.6
3 式典 43.1 4.4
4 郵送 58.9 5.4
5 横笛 73.1 3.4
6 暗幕 68.1 7.9
五
作文
「包むから思い浮かべることばと、どのようなことからそれを思い浮かべたのか」 49.9 2.1
大阪府教育委員会の概評は下記の通りです。
全体としては、次のような傾向がみられます。
・漢字の読みを答える問題はおおむね高い得点率になっています。一方、漢字の書き取り問題において、字形の不正確な解答がみられます。点画や筆順等に注意し、楷書で正しく整った文字を書くようにすることが大切です。
・文章を記述する問題においては、設問の意図を正しく読み取る力と、求められている内容を適切に表現する力が必要です。これらの力が不足しているため、問題に対して答えるべき内容が的確にとらえられていない解答や、必要な内容が欠けている解答がみられます。本文に書かれている内容を正しく理解した上で、本文から必要な情報を取り出し、与えられた条件にしたがって的確に表現することが大切です。
・古文分野において、内容把握に関する記述問題は得点率が低くなっています。本文の構成や展開を正確にとらえ、書かれている内容を正しく理解することができるよう、さまざまな作品に親しんで古典への関心を深め、古文を理解する基礎を身に付けることが大切です。
・作文や文章を記述する問題において、漢字や語句を適切に用いる力が不足していると考えられる解答がみられます。文意の通らない解答も多くみられます。文章を書くときには、漢字や語句の知識を活用することとともに、書いた文章を読み返し、読みやすく分かりやすい文章にすることが大切です。
以上のことから、言語事項に関する基礎的な知識を身に付けるとともに、文章の展開を正確にとらえて理解する力、問われていることの内容を理解する力、読み取った内容をまとめて適切に表現する力を身に付けるこ とが重要です。 国語力は、日常生活の中でも培われていくものです。普段からさまざまな文章に親しむとともに、文章を書くときには適切に表現することを心掛けることが大切です。
学習塾SCOT
高槻川添教室
岡本
ちょうど先週の土曜日に中2の夏期講習の国語の時間に入試問題を見せて入試の話(古典の文章量や読解問題を解いて作文も書かなければいけないことなど)をしたので、今回は国語の得点率を紹介します。左の数字が得点率、右の数字が無答(白紙)率です。
一
1 漢字の読み
ア 暮れて 99.4 0.0
イ 宵 70.6 3.4
ウ 緯度 93.3 0.3
2 適語補充(記号選択) 88.0 0.3
3 欠文補充(抜き出し) 61.5 5.0
4
a 適語補充(抜き出し) 71.8 7.6
b 適語補充(抜き出し) 74.6 3.6
5 内容把握と表現(記述) 31.4 12.9
二
1 内容把握(抜き出し) 63.3 5.0
2 語句の解釈(記号選択) 75.7 0.4
3 内容把握と表現(記述) 12.7 22.6
4 語句の解釈(記号選択) 49.0 0.3
三
1 漢字の読み
ア 蓄積 94.6 1.3
イ 核心 96.9 0.4
ウ 磨いて 97.9 0.3
2 適語補充(記号選択) 85.7 0.3
3 熟語の構成(記号選択) 54.3 1.3
4
a 内容把握(抜き出し) 28.2 18.1
b 内容把握(抜き出し) 65.0 15.0
c 内容把握(記号選択) 60.7 3.7
5 内容把握(記号選択) 47.7 1.9
四
漢字の書き取り
1 家路 47.0 13.4
2 俵 62.7 16.6
3 式典 43.1 4.4
4 郵送 58.9 5.4
5 横笛 73.1 3.4
6 暗幕 68.1 7.9
五
作文
「包むから思い浮かべることばと、どのようなことからそれを思い浮かべたのか」 49.9 2.1
大阪府教育委員会の概評は下記の通りです。
全体としては、次のような傾向がみられます。
・漢字の読みを答える問題はおおむね高い得点率になっています。一方、漢字の書き取り問題において、字形の不正確な解答がみられます。点画や筆順等に注意し、楷書で正しく整った文字を書くようにすることが大切です。
・文章を記述する問題においては、設問の意図を正しく読み取る力と、求められている内容を適切に表現する力が必要です。これらの力が不足しているため、問題に対して答えるべき内容が的確にとらえられていない解答や、必要な内容が欠けている解答がみられます。本文に書かれている内容を正しく理解した上で、本文から必要な情報を取り出し、与えられた条件にしたがって的確に表現することが大切です。
・古文分野において、内容把握に関する記述問題は得点率が低くなっています。本文の構成や展開を正確にとらえ、書かれている内容を正しく理解することができるよう、さまざまな作品に親しんで古典への関心を深め、古文を理解する基礎を身に付けることが大切です。
・作文や文章を記述する問題において、漢字や語句を適切に用いる力が不足していると考えられる解答がみられます。文意の通らない解答も多くみられます。文章を書くときには、漢字や語句の知識を活用することとともに、書いた文章を読み返し、読みやすく分かりやすい文章にすることが大切です。
以上のことから、言語事項に関する基礎的な知識を身に付けるとともに、文章の展開を正確にとらえて理解する力、問われていることの内容を理解する力、読み取った内容をまとめて適切に表現する力を身に付けるこ とが重要です。 国語力は、日常生活の中でも培われていくものです。普段からさまざまな文章に親しむとともに、文章を書くときには適切に表現することを心掛けることが大切です。
学習塾SCOT
高槻川添教室
岡本