もう女の子ではないけれど読む。女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと-西原理恵子


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本書は著者・西原理恵子が娘に宛てた長い手紙だ。

王子様を待たないで。
お寿司も指輪も自分で買おう。
自立するための努力は惜しまないで。
早々と諦めないで。
仕事か結婚か、どっちも取ろう。
クソみたいな男に貴重な時間を使わないで。
どんな時でも自分だけで生きていける経済力(へそくり)は必ず持って。
言わなかったけどたくさんあった、亡くなったお父さんの悪いところを言うよ。
母親だって人間で、女性だよ。
人生なんとかなるよ。

著者が沢山の失敗を経験したからこそ言える、失敗への備え方と立ち上がり方が書いてある。
すべてが著者の痛ましく濃厚な経験に裏打ちされた忠告と助言だ。

もう女の子とは呼べない27歳のわたしが読んでも染み入る所が多々あり、将来の参考になった。

本書を読んでつくづく思う、やはり女の子は面倒くさい。
自分が女性だから思春期・反抗期の面倒くささがよくわかる。
よく言うと感受性が豊かで、悪く言うと余計なことをぐずぐず考えてしまうから、本当に面倒くさい。

面倒くさい人間にならないためには
なにかに熱中することと
追い詰められないことが大事なのではないかと思う。

暇だと余計なことを考えて隣の芝ばかり見てしまうし
余裕がなくなるととてもいやな人間になるからだ。

もし将来女の子を産んだら、
未来の娘にはなにかに熱中して生き生きした姿を見せたいし余裕ある姿を見せたい。

そして娘が何かに悩んでいたら、しばらくは見守り安易に手を出さないようにしたい。けれど、追い詰められる前に手を差し伸べてあげたい。

そういう母親がカッコいいな、と本書を読んで実感した。




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突然ですがブログリニューアルしました。
余計なブログを断捨離、
読んできた本をテーマ別に分類しました。

このブログでは読書大好き
文学大好き人間のたけしまが
絵文字顔文字（笑）に逃げない
愛のある読書感想文を書きます。

夏休みの読書感想文に悩む方
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たけしまの独断と偏見で選んだ本を
選書の参考にしてみてはいかがでしょう・・

ごくフツーの会社員ですが
ゆくゆくはライターとしてお仕事をいただきたいという野望を持っています。
今のところ1ミリの可能性も見えない状況ですが、
人生どうなるかわからないし、
このままで良いか〜とダラダラ過ごしてあっという間に歳をとるのは嫌なので、
志と時間を大切にして日々生きていきたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。