ガマから何かが飛んでゆく

ガマ　Typha latifolia



　季節は冬に差し掛かりました。巨大ソーセージのような穂の部分が、何だか崩れ始めています。



　そう、これがガマの種。綿毛に乗って飛んでいきます。


　ソーセージ部分が全てこの種ということは相当な数です。湿地から湿地へ、この種でどんどんと渡り歩いていくのでしょう。この種が全部発芽したら日本中がガマで覆い尽くされそうですが、実際そうはならないのは、発芽しなかったり、食べられたりといった様々な事があるからでしょう。