8月27日(土)午後3時から小松市公会堂4階大ホールで行なわれた、ヒューマンネット自然塾の講演会に出席しました。
 講師は「安田喜憲」氏(国際日本文化研究センター教授)で『我々の生存を脅かすものは』―森の文明より学ぶ―と題して、パワーポイントを駆使しての講演でありました。
 やすだ 当寺の住職と自然塾世話役さんが知り合いで、NPO法人円満の会として後援団体に加えていただきました。事務局のほうで会員に出席を呼びかけたこともあり、NPO君も講演会に出かけたものです。
 話は非常におもしろく、特に麦作・牧畜型文明から稲作・漁労型文明(森の文明)への移行が必然であるとし、文明の流れを説得力ある説明でなるほどと思いました。但し、アメリカやヨーロッパの人達が、稲作漁労型文明を受け入れるかどうかは定かではないと思いました。
 時間を延長し、質問時間も取り、随分盛り上がったが、女性ばかりが目立つ。講師も「女性がしっかりしていれば大丈夫」と持ち上げるものだから、いささかしらけてしまいますが、その通りとも思う。
 円満の会の皆さんの顔も沢山見え、一安心。帰りがけに加藤明宏さんに新聞記事を渡され、NPO君日記で書いてみたらと言われる。何かと思えば、「もったいない」で有名になった、04年ノーベル平和賞受賞・ケニア副環境大臣「ワンガリ・マータイ」さんのインタビュー記事でありました。
 tyoukou ケニアでも象と人間が衝突している。森林伐採と売る為の杉やユーカリを植えたが森の多様性が失われ、死の森となっているという。彼女はグリーンベルト運動を始めて、3000万本の木を植え、しかも原生種の森の再生に取り組んでいるとのことである。ここでも女性パワーですね。angari
 そしていま、「もったいない」という言葉を国連や世界中で紹介していると言います。
 加藤さんなかなかいい話をありがとうございます。

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