意地を手放す | 離婚を選択しても子どもと笑顔になる方法

離婚を選択しても子どもと笑顔になる方法

塾事業(トータルスクールウィーズ)や面会交流支援事業などを通して、主にひとり親家庭や再婚家庭に育つ子どもたちのケアをおこなっています。

なんだか今日は心が軽くなったいちにち。

 

先日の以下のブログで

「私が生きたいように生きたい」と書いたのですが・・・・
私のことを前から知っている人から、

「ようやくその気になったか」というメールをいただきました。笑

 

そのいただいたメールを読んで、

「なぁーんだ、凝り固まってたのは私だけだったのか」

と笑えたと同時に何だか安心して泣けました。

 

***

 

私の頭には、親と再び暮らすことになった19歳のときに父親が吐いた「あいつ(私の母)のせいで自分の人生は終わった」という言葉が残っています。

だからこそ「大変だったけど、まぁ楽しかったか」と、父親が思えるようになるまで頑張ろうと考えたのです。

 

やっぱり自分にとっては父も母も親だし、父が、母と自分の人生を批判する姿は私が生きていること自体を否定することなので、なんとかそれを変えたいという思いが強かったのです。

 

私の場合、この父の発言と同時期に支援者としての日々もスタートしたので「子どもたちの支援をするからには、私が頑張っている姿を子どもたちに見せないと」という思いもありました。

 

***

 

別に誰に頼まれたわけでも、指示をされたわけでもないんですけどね。

意地になっていたなぁと思います。

 

もらったメールには「どこまで家族のために生きるのかと思っていた」とも書かれていて、私が知らないだけで、そう思ってくれていた人がいたんだと安心しました。

私はどこかで、家族のために生きて家族を立て直すことが、自分の支援活動にもプラスになると思っていたし、それを期待されているなぁ・・・という出所不明のプレッシャーに数年間縛られていました。・・・そのプレッシャーは自分が出所だったんですね。

 

でも、自分がもういいやと思えるまで頑張れたのは良かったかな。

 

 

色々な家庭の中に生きる子どもの中には「家族をなんとかしなきゃ!」と頑張る子どもがいます。子どもがいくら頑張っても事態は良くならないんですけどね・・・事態が良くならないから、自分はまだまだだと思ってもっと頑張ってしまう。典型的なアダルトチルドレンコースです。

 

今の私なら「頑張らなくてもいい」と、あの時の私のような子どもに言えるかな。

 

子どもが子どもらしく、子ども時代を過ごせるように、支援者に何ができるか・・・

親にどうあってほしいか・・・

 

私の個人的な体験から、伝えていきたいことがまだまだあるなぁと思います。

 

 

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