ペタタは、制作キットを使いません。
もし使ったとしても、それは便利な一部分の部品のみ。
私は、
「生徒さんや保護者の方のために、作品に差が出ない程度に、ある程度 同じように仕上げさせてあげたい。」とおっしゃる方には、
「生徒さんや保護者のため」というよりは、「指導者側の安心ため」という部分も大きいかもしれませんよ。とお伝えしています。
「差」を埋めるために、見本があって同じようなものを作るということは、
創作という以前に、「きちんと先生の言うことを聞く」という意識の方が強く働きます。
「評価」以上に、本当はどの作品にも良さが必ずある!ということは、実は、指導者はわかっているはずです。
でも、そこを保護者にきちんと自信を持って伝えられるか…となると、とたんに気持ちがトーンダウンする部分なのかもしれません。
先日、幼稚園で講演したときも同じことをお伝えしました。
本来の「見えないものが大切」という部分と反比例する「見える評価の大きさ」・・・。
幸いにも、アトリエはそれに縛られない少人数制なので、
一斉指導の時とは少し違って
私自身が、子ども達に教えてもらって、本当にのびのび楽しませてもらっています。
最近は、展示会の流れを受け、楽器作りがひそかなブーム。
太いボイド管を使った太鼓や、ガムテープの芯を使ったでんでん太鼓は、小さな子ども達も楽しく作れます!
ガチャポンのカプセルに、プラスティックビーズを入れ、紙粘土で飾ってます。
絵の具を乾かすため、アトリエの片隅で、発砲スチロールにさしてあるのですが・・・
目が、合うんです。
この何ともいえない表情。。。
「たくさんの楽器」という本をはじめ、とにかく楽器作りの本を広げていますが、
誰1人同じものを作りません。
こちらは、塩ビパイプの篠笛
いつか…、音楽会をしよう 絶対