美しい雪景色が街を覆う。朝早くから、静寂とともに雪が舞い降りる。まさに「しんしん」という形容詞が思い起こされるほど、静かでゆったりとした情景だ。
アジアの人々は、香港でもバンコクでもシンガポールでも南に住む人々は、ことさらに雪を見に旅行に出かけたがっているそうだ。
それも「日本の雪」を。雪だけならば韓国でも中国の北方でも、さらにはカナダでも欧州でも良いと思うのだが、それだけ日本の雪景色は美しいというイメージがあるのだろう。
今日は東京都知事選の最終日、埼玉県の川口市でも市長選挙と市議会補欠選挙の最終日であり、選挙を戦う陣営にとっては、この突然の大雪は迷惑な産物だろうが、天から流れる雪を眺めていると、しばし世間の喧騒を忘れてしまう。
