あなたもわたしもCGCを許さない | モトクロスがある生活

モトクロスがある生活

1989年生まれの河村広志が日々の日常とモトクロスがある生活を赤裸々に綴ります。

自身初となるCGC(中部ゲロカップ)に参戦してきました。

 

ハードエンデューロとはしばらく縁は無いだろうと思い、エントリーの日にのんびりコメダでコーヒーを飲んでいるとツイッターの通知がおかしい。

 

 

正直に言います。

 

ツイッターの通知無視してました。

 

これはエントリー定員締め切りまで無視をつらぬいた方がいいと判断し、無事にエントリーすることなく済みました。

 

 

その翌日の事

 

 

 

今回は嘘は言っていないけどギリギリなやつ。

 

「スラムパークをバイクで走るイベント」とかいう1周して謎のワード。

 

そして通知をチラ見しただけで生返事をし、まんまと別イベントと勘違いする僕。

 

 

今回もゲストライダー()として参戦することになってしまった。

 

毎回そうだけど、招待されたからには最善を尽くしたいと思っています。

 

そこで今回はひとまわり歳上のお友達。鈴木友也さんにもご同行願うことにしました。

 

 

レース当日

 

「今回はビッグネームのゲストライダーを招待しました。」

 

とかいう紹介を受け、いきなり難所みたいになった挨拶をサラッと済ませます。

 

鈴木健二さんもいるのに代表して挨拶をさせて頂くTEAM第3ヒート ⓒso4さん

 

 

ハードエンデューロはSUGOで開催されたアタックエンデューロ以来。

 

1周できなかったあの雪辱をはらす為、今回こそは1周してやるぞ。

と、内心強く思っていました。

 

スタートして最初の急坂。

 

みんな捲れ上がって全然登れないところを脇からスススーっと登っていく僕。

めちゃしたかったけど、あえてガッツポーズなどはせず、サラッと通過します。

 

最後尾スタートだったけどここでかなり挽回できた。いくぞー!

 

と次の瞬間には

 

ⓒ美人フォトグラファー

 

もうこれ。

 

あれ…。なんだろうこの既視感…。アタックエンデューロの悪夢が

 

しかも撮ってくれてる人も一緒。

 

 

今回もアタックエンデューロと同じキャンバーに苦しめられました。

 

 

ずるずるーっとリアが谷の方へ落ちて行って、落ちるところまで落ちてTHE END

 

 

谷底であーやだなーってウダウダしていると、僕と同じところで滑った人が落ちてきた。

 

あー危ないー!

 

ズサササーっ…

 

ギュっ!

 

ⓒyu_nori「愛が生まれた瞬間である」

 

 

見ていた知人らも僕もみんなして一瞬の沈黙の後

 

「あぁーーwww!「ッアアーーーー!!w「おおー!いい!いいね!」」」カメラカシャカシャ

 

 

なんだかお互いに「えへへっ」的な照れ笑いしか出来ず。

 

 

こんな熱いヒューマンドラマもありつつ。

 

 

書ききれないくらいスタックして、書ききれないくらいバイクを押したわけですよ。

 

乗ってる時間より押してる時間の方が長いやつ。

 

おかげで筋肉痛がバイク乗った筋肉痛じゃないのです。

 

ⓒso4さん

心に余裕が無い時も笑顔だけは忘れないドリカムの歌詞みたいな僕。

 

何度でも何度でも何度でも立ち上がり登るよーでした。クソが。

 

 

なんとか1周した感じの風景が目の前に出てきたときは、まだ安心しちゃいけねえと完全に疑心暗鬼になっていました。

 

また山の中へ入らされるんじゃないか。また沼みたいなところから急坂を登らされるんじゃないか。

 

きっと横井庄一さんもこんな気持ちだったに違いない。

 

 

しかし目に入ってきたのは集計エリア。恥ずかしながら帰って参りました。

 

1周出来た喜びと疲労で、思わずピットエリアに駆け込みます。

 

するとそこには一足早く1周していた友也さんが。

 

20年ぶりの再会を果たした友也さんと僕。 ⓒCGC

 

この日2度目となる男性との抱擁を交わしてしまいましたッアー!

 

 

お互い無事でなにより。

しばらく見ないうちにずいぶん変わったねーおふくろさん元気?とか。積もる話は山のごとく。

レース時間3時間のうち、1時間半かけて1周してきた僕に残りの1時間半でこれまであった事を友也さんに話すのは足りないくらいでした。

決してもう1周したくなかったわけではありません。

 

 

僕らは場違いなライダーだったけど、それがかえってCGCをという大会を楽しむ要因となりました。

 

運営、参加者ともに、やりたいことやってる感溢れる大人たちがたくさんいました。

 

そういう人達で作られた大会だから、大会の雰囲気もコースとは真逆にふんわりとしているけど、どこか小学校の時の運動会や、高校の時の文化祭みたいなドキドキワクワク感が味わえました。

 

大会自体はまた是非参加したいと思える大会でした。ただ競技はやっぱきつい。

 

きつい。

 

ただ今回1周出来てしまったんですよね。からくも。

 

そうなると2周も出来るって事になってしまう。

 

 

走り方もそうだけど、セッティングとかに関しても煮詰めないと、まだちょっとまともに周回できる気がしませんでした。

 

 

うーん。

 

 

きつかったけど、友達とか知り合い皆で参加する大会はやっぱり楽しい。それに尽きます。

 

 

あんまり話しすぎるとアレなので、続きは3月23日(木)の第3ヒートで!mxheat3.com