自由だったらどうしよう | .

自由だったらどうしよう


こんにちは、風が気持ちいい日が多くなりましたね。最近は取材等々をこなす日々。

フルアルバムのパッケージングされたものが出来上がり、いよいよ発売の実感が高まってきました。もう1ヶ月きったのかぁ。6.04発売でよろしくどうぞ。


前もこういうことを書いたけれど、インタビューを何本かこなしているうちに、自分の事を話しているのに別の誰かのことを話しているような錯覚に陥る時がある。あと、ライターの方との会話のはずがいつのまにか自分との擬似的なやりとりに感じる時もある。往復のある独り言のような。奇妙だ。


自分のことについて尋ねられた時、その質問の内容に合った無駄の無い返答をすることが僕はたいへん不得意のようで、ベラベラ話しているうちに脱線に脱線を重ね、常々「何の話でしたっけ」に行き着く。

しかしながら、編集作業という恩恵を受け、いかにも的を得た回答を瞬く間に僕が発したような文脈に仕上がるので驚く。しかし、そういうものが、あまりに自信有り気に、誇らしげに、得意げに話している架空の自分の姿を連想させるために、過剰な演出は御免被りたい、とここで意思を表しておくことにする。取材の際に「ブログを見ている」とみなさんが言ってくれたので…。(心からの申し訳なさと共に。)

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5.03 shibuya 0-west
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(photo by Ryohei Watabe)

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今日は夜からスタジオ。試したい新曲がたくさんあるのだが、その度にメンバーを振り回し続けてきたので、これからは出来る限り余計な手間を省く努力を僕がしなくては。効率という言葉があるものね。

まだ何の予定もないけれど、次回の作品のタイトルは決まっている。いつか出会うであろう確かな人のことを想うような、具体性が無いのに信憑性のある、そういう素敵な気持ちを抱えているよ。自分の子供に対してもそういう気持ちを抱えているのかな、これから親になる人たちは。

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気持ちのいいアコースティックギターが欲しい。ガムシロップという曲をレコーディングする際に少しだけ使ったのだけれど、今後はそれがメインになるような音楽もやってみたい。ガムシロップは「picnic」の中でも特に気に入っている曲の1つです。飛ばさず聴いてくれたらいいのに。どの曲も。

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先日、クアトロにピープル、アート、dipのイベントを観にいった。いいイベントだったなぁ、打上げも楽しかった。出演者ではないけれど朝まで飲んだ。

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小林祐介