週末、熊本に旅行に行ってきました。

朝は優しい旦那さんが会社から家に戻ってきてくれて羽田までお見送りしてくれました。


熊本に着いて、ホテルに荷物を預けた後、まずは熊本ラーメンを。

歩いていけそうな「黒亭」まで。熊本ラーメンは思っていたよりあっさりしているのね。

いつもどろりとしているものを食べすぎかな。


それから見た瞬間に乗りたい!と思ったトラムに乗って、熊本城へ。

いいですねー、なんかお城って落ち着く。もっとゆっくりしたかったけどお城の中は寒くて。

外からの眺めも素晴らしいわ。


そして旧細川刑部邸へ。すごく良かったです。もうちょっと暖かい日に行きたかったけど。

ここでは玄関でお姉ちゃんたちに迎えられ、15分のガイドはいかがですか?と。

早口で元気のよい人でしたけど説明つきは良かったです。一人で再度周ってみました。

ここには夫妻二人で住んで、お付きの方は50名~80名ほどいたらしい。そんな生活素敵。本当のセレブね。


それから歩いて夏目漱石記念館に行ってみました。こちらは熊本で6回引越しをした漱石の5度目の家です。ここで長女が産まれたようです。小泉八雲と入れ替わりに第五高等学校(現熊本大学)の英語教師としてきたそうです。


そして小泉八雲邸へ。ここは鶴屋というデパートの裏にあります。経歴を読むとかなり激しい人生のようでした。ギリシャ生まれのイギリス人(アイルランド)。幼い頃家族でアイルランドに戻るが、ギリシャ人の母が馴染めず(当たり前だよ!)戻ってしまう。アイルランドで叔母に育てられた。子供の頃、ボールが目に当たり片目を失明。高校のとき、叔母が破産し退学する。19のときにNYに渡り、以降新聞記者などをして働く。万博で日本に興味を持ち、40歳のときに来日。日本の女性と知り合い結婚。松江に住んでいたが寒さに耐え切れず、嘆願し第五高等学校へ英語教師として赴任する。のちに帝国大学で教鞭を取るが漱石に追われる形で退職。早稲田大学での職を得るが、その年のうちに逝去する。とまぁ人生色々ね。


あとは鶴屋デパートでお土産を物色したりして、ホテルへ戻ってきました。


代表の試合(フィンランド戦)を巻くんが出ているので応援しながら見ていました。終わると熊本に遅れて到着した母と合流。繁華街まで行きガイドブックに載っていた魚屋(居酒屋)で食べたけど、うーんそんなに美味しくないと思う。やっぱり東京の洗練されている味を知っているからなのかなぁ。ちなみに熊本の繁華街はすごい。みんな男の人たちが遊びに出るのねって感じでした。