昨日、8月2日(金)21時~23時34分に、「金曜ロードSHOW!」にて、宮崎駿監督の名作アニメ「天空の城ラピュタ」が放送されました。


すると、放送開始直後には1ドル=99.90円までドル高・円安になりましたが、その後ストーリーが進行するにつれて急激にドル安・円高に振れ・・・そして「バルス祭り」が行われた直後には1ドル=98.70までドル安・円高が進行してしまいました。


(((( ;°Д°)))) < たった2時間程の間対ドルで1円以上もドル安・円高に・・・・!!


やはり・・・あの"ジブリのアノマリー"は本当だったのか!!!?ヽ(;´Д`)ノ


アノマリーとは・・・

マーケット(相場)において、はっきりとした理論的な根拠を持つわけではないが、よく当たるかもしれないとされる経験則のことをいう。

http://www.ifinance.ne.jp/glossary/investment/inv150.html



日本の株式・外為投資家が戦慄する"ジブリのアノマリー"については、こちらの記事をどうぞ。

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★日本の株・外為投資家が身構える「ジブリの呪い」


スタジオ・ジブリという名を耳にすれば、大抵の日本人は「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」といったヒット作を次々に生み出してきたアニメ制作会社を思い浮かべるだろう。

だが、株式と為替のトレーダーはそれとは別に陰鬱(いんうつ)なイメージも連想するはずだ。

日本テレビ系列で毎週金曜夜9時から放送される映画番組「金曜ロードShow!」では、数週間に1度ジブリのアニメ作品が放映されるが、ベテラン市場関係者によると、放映後の東京市場で株・為替市場が大荒れになるという。

特に、円相場のアナリストジブリのアニメが放映される2日について、最悪の事態が起きると予想している。7月の米雇用統計がほぼ同じ時間帯に発表されるからだ。ジブリの「天空の城ラピュタ」の放映開始は日本時間2日午後9時(米東部午前8時)で、雇用統計はそれから30分後に発表される予定。ところがジブリ作品の放映と重なった9回の雇用統計の発表のうち8回が市場予測を下回ったそして7回でドルは円に対して下落したのだ。

例えば、「魔女の宅急便」が放映された2011年7月8日の金曜日。予想を86%下回る雇用統計が発表され、ドルが円に対して1.2%下落した。さらに週明けの月曜日には、日経平均が前週末比0.7%安となった。

「ジブリが金曜にやる、それはつまりドル円相場が荒れるという認識はファクターとして持っている」と話すのは、都内の仏系保険会社に勤務する中村維男(ゆきお)さん。趣味で外国為替取引を手掛ける小口投資家の1人で、「ジブリ映画の放映自体は特に見ないが、リスクヘッジという観点で、放映されるスケジュールは常にチェックしている」という。

ジブリのアニメがテレビ放映されると株や為替相場が荒れるという都市伝説は、トレーダーの間では「ジブリの法則」あるいは「ジブリの呪い」と呼ばれている。日テレの「天空の城ラピュタ」放映を目前に控えて、ネット上の掲示板やツイッターなどは既に、この話題についての投稿で盛り上がっているようだ。中には、日テレは放映日と米雇用統計日が同じ日になるように放映スケジュールを仕組んでいるのではないかといった陰謀説を唱える向きもある。

日テレの広報担当者にコメントを求めたが、コメントに値しないと言われてしまった。また、スタジオ・ジブリも、市場でそのようなうわさが広がっていることには気付いているとしながらも、やはりコメントを控えた。

ジブリの法則を信じている人々は、異様ともいえる的中度を指摘する。日テレは2010年1月以来、ジブリ作品を24回放映してきた。そして、3分の2近くで、放映後の最初の取引日には東京市場で円高が起こり、また約半数の場合で株価が下落した。

日本市場ウォッチャーはなぜそのようなことが起こるかについて、それぞれ持論を展開している。

商品取引情報会社の大起産業で商品アナリストをしている小菅努氏もジブリの法則を独自に分析した一人。雇用統計の発表で不安定さが増すのは確かだが、ジブリ放映日後の数日の為替レートの振れは放映のなかった場合と比べて、著しく大きいというほどでもないという。ただ、ジブリ放映日が雇用統計発表と重なることがよくあるため、熱狂的なアニメ・ファンの多い日本では、「心理的に」両方を結び付けて考えてしまう傾向があると指摘する。

実際、このように相場と相関性のある要因を示した話は世界中の市場のどこにでもある。その中でも最も有名なのは太陰周期に基づいた古い相場格言だ。それによると、満月になる前後の数日に相場の方向性が変わることが多いという。また、トレーダーは1世紀以上にわたり、太陽とその黒点の活動を観察し、相場の転換点の測定に活用していた。日本にも変わった説がある。市場のブロガーは、バレンタインデーには必ずと言っていいほど日経平均株価が上昇すると指摘する。

もちろん、ジブリの法則に影響を受けていると公然と認めるプロのディーラーには、ほとんどお目にかからない。ただし、日本の大手銀行に勤務するあるシニア・ディーラーは、同業他社の中には法則に従って「宝くじの感覚で」個人的な投資をしている者もいると、こっそりと打ち明けた。

一方、小口のデイトレーダーや気軽に為替取引を楽しんでいる個人投資家には、法則を信じ、大損を避けるためにポジションを閉じると話す人もいた。

東京に住むある主婦は「時々はこういうネタで取引するのは楽しい」と、ジブリ作品が放映される時だけは、米雇用統計が予想を下回ると読んで為替投資をする。そして、5度のうち4度は儲けが出たという。

また、大阪を拠点としているあるデイトレーダーは、ジブリの法則のことは2006年に株関係のネット掲示版で初めて知ったと話す。当時、「天空の城ラピュタ」放映中に「バルス」という滅びの呪文が叫ばれた時には「戦慄が走った」という。そして、「もしあの時にポジションを閉じていなかったら数百万円単位のロスを出していた。翌週火曜日に再エントリーしたが、そのポジションは結局数百万の儲けを出した。10人ほど投資仲間がいるが、ラピュタの恐ろしさを話題にしたのをよく覚えている」と真顔で語った。

米雇用統計発表と同じ日に「金曜ロードShow!」で「天空の城ラピュタ」が放映されるのは十数年ぶり。日本のデイトレーダーは万全の構えで放送を待っている


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130802-00000805-wsj-int




そして、現在、アメリカのニューヨーク株式市場の株価は反落しております。


やはり、週明けの8月5日(月)の東京株式市場も"ジブリのアノマリー"どおりに株価が反落する可能性が高くなってまいりました。


(;´Д`)ノ < 恐るべし・・・ジブリのアノマリー  恐るべし・・・バルスの呪い




8月4日11時03分追記


8月2日の「天空の城ラピュタ」放送時間中発表された7月米雇用統計"案の定"さえない数値でした。

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★7月の米雇用統計:識者はこうみる (ロイター)


米労働省2日発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比16万2000人増となり、予想の18万4000人増に届かなかった。ただ失業率は7.4%と前月から0.2%ポイント低下し、2008年12月以来の低水準となった。


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE97100P20130802



これが原因で市場に失望感が生まれ、ドル安・円高が一気に進行したようです。


今回も、「ジブリ映画が放映された金曜日のアメリカ為替・株式市場は荒れる・・・その打撃が週明け月曜日の日本市場にも波及する」というアノマリーは現実のものとなりそうです。


(((゜д゜;))) < バルスの呪いは健在か!!  ジブリのアノマリー怖えー!!叫び