◆安倍総裁は、はっきりと「TPP参加に反対」と発言しています。


YouTube

【TPP参加問題、民主党から大量離党者など】安倍晋三総裁(2012.11.15)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=-ONfXcGvU5o#t=205s


自民党ホームページ

安倍晋三総裁 ぶら下がり会見

http://www.jimin.jp/activity/press/president/119200.html

  ↓

問(記者) 

朝の日本商工会議所との会合における総裁の発言から波及して、一部報道総裁がTPPの交渉参加に前向きな姿勢を示したと報じられているが、今までの総裁の姿勢とは違うと思うが、この点については。


答(安倍総裁) 

朝の日本商工会議所との懇談の中の挨拶、政治部の皆さんはTPPについての私の言いぶりを何回も聞いておられるでしょうから、基本的な姿勢がそれと全く変わらなかったと受け止められたと思いますが、交渉参加に前向きというのはあくまでもミスリードだと思います。後で伺ったところによりますと、あそこには経済部の記者の方々もおられていて、経済部の方々は私のTPPについての発言をあまり聞いてこられなかった。また、バックグラウンド、ブリーフィング的なことも聞いておられなかったので、全体のコンテキストではなくて一部の発言に対して、言わばミスリードをしたのではないのかと思います。私の挨拶の中でも述べたように、例外なき聖域なき関税撤廃これを交渉の条件とする限り、交渉参加には私たちは反対するという姿勢は変わっておりません。つまり民主党政権には、こうした交渉をする能力がないと申し上げたわけであります。自由民主党には外交交渉力があるという考え方を述べたものであります。


りわりんの健康生活  安倍総裁 衆議院議員 自民党 山口4区


◆上の動画と自民党のホームページを見れば、安倍自民党のTPP反対の意志は明確です


●TPP(環太平洋戦略的経済連携協定、環太平洋パートナーシップ協定)とは

将来的に全ての貿易の関税を削減しゼロにすることが約束されており・・・、

・産品の貿易

・原産地規則

・貿易救済措置

・衛生植物検疫措置

・貿易の技術的障害

・サービス貿易

・知的財産

・政府調達(国や自治体による公共サービスや物品・サービスの購入など)

・競争政策

・・・を含む、自由貿易協定のすべての主要な項目をカバーする包括的な協定

関税非関税障壁撤廃し、経済的な国境をなくすことを主柱としている。


(((゜д゜;))) <まさに"TPP例外なき聖域なき関税撤廃"・・・


つまり・・・、


例外なき聖域なき関税撤廃これを交渉の条件とする限り、交渉参加には私たちは反対するという姿勢は変わっておりません」


・・・という安倍総裁の発言は、「例外なき聖域なき関税撤廃が条件になっているTPPへの交渉参加に反対」という意味です。


安倍総裁は、テレビカメラの前で、ここまではっきりと「TPP参加に反対」と発言しているのです。



◆しかし、多くの新聞社が「安倍総裁はTPP参加に前向き」とミスリードの怪


ところが、新聞は・・・(°д°;)

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★TPP:安倍氏も衆院選にらみ、参加の可能性示唆 (毎日新聞)


野田佳彦首相が参加に意欲を示す環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について、自民党の安倍晋三総裁15日従来の慎重姿勢を修正して参加の可能性を示唆したことで、次期衆院選の大きな争点に浮上してきた。しかし、民主、自民両党とも党内では推進・慎重派が拮抗(きっこう)し、意見集約は進んでいない。どちらが政権についても交渉が急進展する展望は立たない状況だ。


安倍総裁は同日午前、日本商工会議所の岡村正会頭との会談で、TPPについて「我々は日米同盟関係にふさわしい交渉の仕方ができる」と述べ、米国などと協議のテーブルにつくことに前向きな姿勢をアピールした。


しかし、数時間後には同党の大島理森前副総裁が国会近くで開かれた全国農業協同組合中央会(JA全中)の緊急集会に出席し、「安倍総裁と確認した党の方針」としてTPP断固反対を明言。「総選挙では反対を表明した候補者や政党を推薦する」(万歳章JA会長)と踏み絵を迫られる中、安倍氏自身数時間後に記者団から発言の真意を問われ、「民主党政権には交渉する能力がないと言った(にすぎない)」と釈明に追われた


米国はオバマ大統領の再選を経てTPP交渉加速にカジを切っており、日本が党内の内向きな論理を超えた国益をどう判断するかは政権能力を測る試金石になる。安倍氏は、日米関係の立て直しを外交の最優先に位置付けており、仮に政権復帰すれば日本の参加を期待する米国と党内慎重派との板挟みに苦しむ可能性が高い。


一方の野田首相は、18~20日にカンボジアで開かれる東アジアサミットでオバマ米大統領と個別に会談し、TPPへの参加に積極的な姿勢を打ち出す意向とみられる。強硬反対派には「選挙前に離党してもらった方が党にはプラス」(周辺)と判断。農業票を当て込む自民党との違いを鮮明に打ち出すためにも選挙公約にTPP推進を掲げる意向だ。


交渉に正式に加わるには、事前協議を進める米国の同意が前提になる。米国は総選挙後の日本の動向を見極めるため、当面は態度を保留するとみられる。


http://mainichi.jp/select/news/20121116k0000m010080000c.html



この毎日新聞の記事だけ読むと・・・、


安倍晋三総裁がTPPについて状況に応じて発言がブレブレだ


・・・としか読めません。


しかも、一部報道で安倍総裁がTPP交渉参加に前向きだと報じられた件について、安倍総裁自身がぶら下がり会見で「経済部の記者の方々のミスリード」とテレビカメラの前で淡々と答えているのに、上の毎日新聞の記事では「釈明に追われた」と書かれています。


毎日新聞の記者は、安倍総裁の話した日本語が理解できず、相手の表情や話し方などから他人の気持ちをくみ取ることができない人なのだな・・・と、りわりん春日は思ったのですが・・・。


(・Θ・;) < あれ・・・毎日新聞だけじゃないぞ・・・

  ↓

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★自民・安倍総裁、TPP参加に前向き 日商との会談で、大型補正にも言及(産経新聞)


自民党の安倍晋三総裁15日、東京都内のホテルで日本商工会議所の岡村正会頭らと会談し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉について大事なことは“すべての関税ゼロ”を突破していく交渉力だ」と強調し、日本が交渉に参加した場合はTPPがめざしている聖域なき関税撤廃の例外を設けるために全力を挙げる方針を示した


さらに会談終了後、記者団に「自民党はこうした考えを米側に伝えている」と表明。岡村会頭は「心強い」と評価した。


会談で岡村会頭は震災復興、円高デフレ、エネルギー不足、地域経済の疲弊など日本経済の現状に「重大な危機に直面している」と懸念を表明。「決める政治を実行してほしい」と要請。これに対し自民党側は「即効性のある補正予算が必要だ」と平成24年度補正予算編成に意欲を表明。「円高デフレ脱却のために民間が設備投資をしやすくする成長戦略をつくりたい」と語った。石破茂幹事長は「補正の規模は大型であるべきだ」と語った。


http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121115/biz12111510530004-n1.htm


なんか、この記事だけ読むと・・・


安倍総裁はTPP参加交渉にやる気満々だ


・・・としか読めません。


(゜д゜;) < 産経・・・お前もか・・・ぐふっ


安倍総裁本人はテレビカメラの前ではっきりと「TPP参加に反対」と言っているのに・・・、


ほとんどすべての新聞が「安倍さんはTPP交渉参加に前向き」と報道しているのです。


ここまでくると、経済部の新聞記者に日本語の理解力が無いということではなさそうです。


新聞各社意図的に「安倍総裁はTPP参加に前向き」というミスリードをしようとしているとしか考えられません。(((゜д゜;)))



◆「安倍自民党はTPPに前向き」というミスリードは何のため? 誰のため?


このことにより、何が起きるかと言いますと・・・


●選挙で農協(JA)などのTPP反対団体の自民党への投票が減る。


●自民党が政権をとった段階でTPP交渉不参加を決定した時に、「安倍総裁は選挙前にTPP参加に前向きだと言っていたじゃないか」と政権批判ができる。


・・・といったことになります。


つまり・・・、


「"TPPに反対している自民党"を選挙で不利にできるばかりか、"TPP参加に反対している自民党"が政権をとってしまった時にTPP推進派は政権批判ができる


ヽ(゜▽、゜)ノうひゃひやひやひゃ・・・


・・・という、まさに「TPPに入りたい人達による自民党包囲網」が作られます。


新聞各社のねらいはまさにこれでしょう。


新聞各社は・・・


TPPに入りたい人達による TPPに入りたい人達のための TPPに入りたい人達の政治


・・・を作るために"TPPに反対の安倍自民党の支持者切り崩し"に来ているわけですが・・・、


その黒幕新聞各社のスポンサー"TPP大賛成のグローバル企業の方々"でありましょう。

  ↓
りわりんの健康生活  米倉弘昌日本経団連会長


TPPに参加して得をするのは、グローバル企業の経営トップと、その株主(日本国民以外の外国人株主多数を含む)だけですからね。


"TPP反対の安倍自民党"が次期選挙で大勝し過ぎたら困るのはこの人達だけですから・・・もう、バレバレです。



◆新聞等のマスコミの嘘報道・ミスリードに惑わされないようにしましょう


実は、今朝のテレ朝モーニングバードでもTPPについて取り上げられていました。


そこで"各政党のTPPに対する考え方をまとめたパネル"が出ていましたが、自民党に「」マーク・・・賛成か反対か不明確・・・がついてました。

(ちなみに、民主党には「○/×」となっていました)


たしかに自民党内にはTPP賛成派と反対派の両方の立場の人がいますが、安倍総裁の発言自民党のホームページも「TPPに反対」で一貫しているのですから、自民党は「×」・・・TPPに反対・・・とパネルに書くべきなのです。

(ちなみに民主党は野田総理(党代表)は「○」・・・TPP賛成を表明していますが、現在離党者が続出して混乱状態ですから「○/×」でも良いと思います)

  ↓

りわりん春日は、このことについてテレ朝のサービスステーションに"正確な報道をするよう"にと電話をしておきました。



ここまでくると、新聞・テレビなどマスコミ全体で、「安倍総裁(自民党)はTPPに前向きだ」とか「自民党はTPP賛成か反対か明確にしていない」と言った誤情報・ミスリードをして、TPP反対の人達を自民党から離反させようとしているとしか考えられません。


このような疑惑が生ずるのも、マスコミには"前科"があるからです。

  ↓

かつて自民党政権時代にマスコミが行った執拗な・・・


ドクロ安倍内閣叩き (お友達内閣、なんとか還元水、顔の絆創膏)


ドクロ麻生内閣叩き (漢字が読めない、カップラーメンの値段を知らない、ホテルで自腹でお酒を飲んだ)


そして、2009年総選挙の時の徹底的な・・・


ドクロ民主党支持


ドクロ政権交代への煽り


民主党政権下における・・・


ドクロ民主党政権の閣僚の不祥事についての報道の少なさ


ドクロ与党の国会運営等の失敗を野党のせいにする


Σ(・ω・ノ)ノ!


・・・マスコミ過去に、これだけ露骨な「反自民、民主応援キャンペーン」をやっていたのですから、普通の感覚の私たち日本国民が「またか・・・」と思うのもしかたがないことでありましょう。


(-"-;A < これじゃ"マスゴミ"って言われちゃうわけだよね・・・困ったもんだ・・・


まっ・・・とにかく・・・・、


シラーマスコミとはこんなもんだ


シラーあくまで、新聞・テレビは情報源の一つ


・・・とあきらめて、私たち日本国民自分の目と耳で直に情報を集めて良識で判断しましょう。



ちなみに、安倍自民党の「TPPに関する考え方」は自民党のホームページに書いてありますので、私たちは自分の目で読んで自分の頭で判断しましょう。

  ↓

自民党ホームページ

コラム「TPPについての考え方」

http://www.jimin.jp/activity/colum/115185.html



◆そういえば、みんなの党の渡辺喜美代表もテレビタックルでいいかげんなことを言ってました


また、今週月曜日テレ朝のテレビタックルで、みんなの党の渡辺喜美代表が・・・、


安倍さんは聖域なき関税撤廃が条件なら反対と言っているが、その条件が外れればTPPに入るということじゃないか。意志を明確にしないのは卑怯だ


・・・といった内容のことを言っていました。


この言葉で渡辺みんなの党代表が"いいかげんな奴だとわかってしまう"のは・・・TPP=聖域なき関税撤廃・・・なのですから、聖域なき関税撤廃の条件が無くなっちゃったらそれはもうTPPじゃないんですよ。


それに、自民党のホームページコラムに「多国間貿易自由化の方法にはTPP以外にもいろいろな選択肢がありますよ」とASEAN+6とかASEAN+3とかも紹介してあるじゃないですか・・・。


自民党も自由貿易の必要性は認めています(日本は鎖国してるのではないからあたりまえ)。しかし、TPPについてはメチャクチャ馬鹿にしているってことは、これを読めばわかるでしょ・・・普通の頭なら・・・。

(上で紹介した自民党ホームページのコラム「TPPについての考え方」をご参照ください)


要するにこれも、渡辺みんなの党代表はテレビでいいかげんな発言をして「安倍さんは本当はTPPに参加する気持ちがある」といった間違ったイメージを世間に拡散して"TPP反対の自民党支持者に揺さぶりをかける"ためにわざとやっているのです。


「みんなの党が選挙に勝ちたい気持ちはわかるが、いいかげんなことを言うな


・・・と、りわりん春日は思います。


目的のためにはいいかげんなことを言う人・・・渡辺喜美みんなの党代表・・・のお顔はこちら

  ↓
りわりんの健康生活  渡辺喜美代表 衆議院議員 みんなの党 栃木3区選出 


・・・とういうわけですので、私たち日本国民は、くれぐれも新聞の記事テレビの報道他党の人達の発言だけで「安倍氏はTPPに賛成して、けしからん」などと勘違いして怒りまくらないようにしましょう


それをやったら"奴ら"の思うつぼです。



◆安倍自民党の公約に「一片の矛盾もなし」(ラオウの「一片の悔いなし」の声でお読みください)


そもそも、安倍自民党公約の第一優先は・・・


日本経済のデフレ脱却


・・・です。


TPPなんかに参加したら、外国から安い製品やサービス、低賃金労働者が日本の市場に押し寄せてくるのだから、日本経済の需要と供給のバランスが崩れて"供給過多"になって"デフレ不況がさらに悪化"してしまいます。


m9(`・ω・´) < 新聞やテレビの関係者の皆さんは、経済の供給過多状態がデフレだってこと"ぐらい"は知ってるんでしょうね? "TPPに参加するとデフレが悪化する"って、ここまでは理解してますよね!!?  


ヾ(。`Д´。)ノ< デフレ不況脱却を旗に掲げている安倍自民党が、デフレを悪化させるTPPに反対するのはむしろ当たり前のことで不思議でもなんでもないことなんですよ。


安倍自民党公約のすべての内容は、理路整然として一片の矛盾もないのです。


(^_^;) < それを180°方向を捻じ曲げて報道するのですから、"マスコミ"は本当に"マスゴミ"です。