★慰安婦、韓国に反論=自民副総裁
自民党の高村正彦副総裁は10日夜、都内で講演し、旧日本軍による従軍慰安婦問題について・・・
「韓国で日本の軍が直接的強制連行をした事実はない。韓国以外ではあったが、日本軍による軍法会議で裁かれた」
・・・と述べ、強制連行があったとする韓国側の主張に反論した。
また、自身が外相を務めていた1998年に日韓共同宣言をまとめた際、金大中大統領(当時)から「一度謝れば韓国は二度と従軍慰安婦のことは言わない」と説得され、「痛切な反省と心からのおわび」を明記したことを紹介。「国と国の関係で一度決着したものを蒸し返してはいけないし、蒸し返させてはいけない」と強調した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2012101000925
◆高村氏の発言の意味
韓国側が主張する「従軍慰安婦問題」とは、「日本軍や官憲が(つまり、組織的に)、朝鮮人女性を強制的に連行し軍売春婦・性奴隷にした」・・・という意味です。
ですから、高村氏の・・・
「韓国で日本の軍が直接的強制連行をした事実はない」
・・・という発言は、韓国側の主張を全面否定したことになります。
高村氏の発言の続きの・・・
「韓国以外ではあったが、日本軍による軍法会議で裁かれた」
・・・の"韓国以外でははあった"とは、スマラン事件のことです。
●スマラン事件
日本軍が占領中の蘭印(現在のインドネシア)で、日本軍は次の指示のもと、慰安所(軍の売春宿)の営業を許可していた。
<日本軍(第16軍司令部)の慰安所開設に当たっての指示>
・本人の同意なく慰安婦を集めてはならない
・本人の同意の署名をること
・定期的な健康診断を行うこと
・給与を支給すること
しかし、一部の慰安所で軍の指示を守らずにオランダ人女性に強制売春をさせていることが判明したため、軍は直ちに慰安所を閉鎖した。この事件に関与した者は戦後に裁判で重罰をかせられた。
このスマラン事件は、たしかに「戦時中に一般女性が強制的に売春をさせられた事例があった」ことを示しているのですが、一方で、この時に日本軍のとった対応から「日本軍は強制売春を認めておらず、発覚した場合は犯罪として関与した兵士は処罰された」ことも同時に示しています。
つまり、高村氏は・・・
日本軍が組織的に韓国で女性を強制連行して売春婦にした事実は無い。インドネシアで強制売春の事例があったが、それは軍規違反者による犯罪行為だったので厳重に取り締った。
・・・と言っているのです。
(・ω・)/ < 高村氏は従軍慰安婦問題を完全に否定したのであります。 快挙!!
高村正彦自民党副総裁 衆議院議員 自民党 山口一区
◆河野談話に隠された事実・・・
それでは、この"高村氏の発言"から"日本軍による慰安婦の強制連行を認めたと言われる・河野談話"を読み解いてみましょう。
河野談話 平成5(1993)年8月4日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html
↓
<河野談話 慰安婦募集に関する部分>
慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。
この文章の意味をはっきりと書くと、次のようになります・・・、
慰安婦の募集は民間業者(女衒・売春婦仲介人等)が行っていた。その業者が甘言、強圧により「本当は私は売春なんかしたくないのよ」と思っている女性を集めた事例が数多くあった。更に、日本兵が強制売春に関与した"スマラン事件"という戦争犯罪の事例もあった。
・・・というわけで、実は、河野談話でも韓国側が主張するような「日本軍による組織的な強制連行」は認めていないのです。
ただし、この河野談話は・・・、
韓国側には「日本が強制連行を認めた」と読める
日本側には「日本は強制連行を認めませんでした」と読める
・・・と、どちらにも解釈できるように書かれているのです。
なぜ、こんなことをやっちまったのかと言うと、河野談話を発表した当時、すでに「日本軍による慰安婦の強制連行を示す証拠がまったくない」ことが明らかになっていたのですが、韓国大統領から・・・
「ウリ国内では慰安婦問題が大騒ぎになってしまい収拾がつかなくなってしまったニダ。このままではウリ国民の怒りがおさまらないから、何としてでも日本は強制連行を認めて、ウリ国に頭を下げて見せてくれ。そしたら後はおいらがウリ国民をなだめて、日本には二度と慰安婦のことで文句はいわないから。賠償も求めないから。ね。お願い」
・・・と頼まれたので、馬鹿な河野洋平とその一味がホイホイとこのような談話を発表してしまったのでありました。チャンチャン
ところが、嘘つき国家の韓国がこんな約束を守るわけもなく、その後も韓国はことあるごとに日本に謝罪をもとめ、いまや個人賠償まで求めてくる始末・・・。
そして、笑えることに、日本軍による慰安婦の強制連行の証拠などまったく無いにもかかわらず、韓国側は"河野談話で日本は慰安婦の強制連行を認めたから、それが証拠だ"と言っているのです。
ヽ(゜▽、゜)ノ < もう、バカバカしすぎて笑い踊るしかないよね~
この辺の事情は、当ブログの過去記事をご参照ください。
↓
平成24年8月22日
慰安婦の強制連行・・・橋下市長「確証ない」「証拠があるなら出してもらいたい」
◆「一度謝ってくれたら二度と問題を持ち出さない」という韓国の嘘に何度も騙される日本政府
ちなみに、上で紹介した記事に・・・、
1998年に日韓共同宣言をまとめた際、金大中大統領(当時)から「一度謝れば韓国は二度と従軍慰安婦のことは言わない」と説得され、「痛切な反省と心からのおわび」を明記したことを紹介
↓
日韓共同宣言 平成10年
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/yojin/arc_98/k_sengen.html
・・・とありますが、これは、日韓共同宣言で日本から韓国への謝罪の言葉を述べてくれと韓国側から頼まれたので日本側が渋い顔をしていると、「一回謝ってくれたらにもう二度と歴史問題で謝れとは言わないし、従軍慰安婦の事ももう持ち出さないよ」と言うので、"小渕総理が痛切な反省と心からのおわびを述べた"ことを言っています
しかし、いまだに韓国は"嘘の歴史問題"や"嘘の従軍慰安婦問題"で日本に謝罪と賠償を求め続けています。
韓国側の「一度謝ってくれたら、二度とこちらから文句はいわないよ」作戦に何度もひっかかる日本政府のお人よしにも呆れるばかりですし、やってもいないことにまで謝ってしまうような奴隷根性、事なかれ主義には怒りすら覚えます。
特に当時、与党であった自民党にはこのような恥さらしの過去を徹底的に反省していただきたいと思います。
◆安倍伸三氏は「河野談話を見直す」と宣言した
この度の自民党総裁選挙で、「河野談話を見直す」とはっきり言っていたのは安倍伸三総裁だけでした。
それもあって、りわりん春日は安倍氏を応援したのです。
安倍氏には、ぜひ総理大臣になっていただき、日本国と日本国民の名誉を回復していただきたいと思います。