★韓国軍の反撃、北朝鮮砲台には1発も命中せず


韓国与党ハンナラ党の金武星(キムムソン)院内代表2日の党会議で、北朝鮮による延坪島砲撃に対し、韓国軍が同島から反撃のため発射した自走砲の砲弾80発のうち、衛星写真で着弾点が確認されたのは45発で、残り35発は海に落ちたと明らかにした。

北朝鮮は延坪島に砲弾170発を発射。韓国軍の反撃は半分以下だったが、うち約半数が届かなかったことになる。

聯合ニュースによると、金氏は着弾した45発のうち14発を写真で確認した結果、標的の北朝鮮砲台には1発も命中せず、いずれも周辺の田畑に着弾したと指摘。軍が着弾地点の半径50メートルを「廃虚にできる」と報告していた砲撃の威力についても、「田畑が少し乱れた様子しか確認できない」とした。


韓国メディアは、北朝鮮にも相当の打撃を与えたとする当局の説明は「疑問だらけ」と報じており、事件への対応をめぐる李明博(イミョンバク)政権への風当たりはますます強まりそうだ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101202-00000959-yom-int



★北陣地に十数発着弾=韓国情報機関が説明


韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は2日国会の情報委員会の小委員会(非公開)で、延坪島砲撃韓国軍が反撃した80発のうち、十数発が北朝鮮の茂島基地にある海岸砲陣地内に着弾したことを明らかにした。被害状況を写した衛星写真と共に説明した。出席した権寧世委員長が記者団に語った。


国情院1日情報委で、80発のうち陸地に着弾したのは45発と説明しており、陣地内に着弾した十数発を除く30発程度は、陣地外の畑か、砲撃したもう一つの基地であるケムリ基地周辺に落ちたとみられる。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101202-00000147-jij-int



◆効果のある反撃ができなければ、敵は何度でも攻撃を仕掛けてきます


りわりん春日も、韓国軍の反撃北朝鮮に対してなんらの被害も与えられなかったであろうことを、当ブログで予言していました。

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11月25日

北朝鮮砲撃事件、「韓国軍の反撃は遅く、攻撃も不十分だった」・・・テロ攻撃には徹底的な制裁が必要

http://ameblo.jp/novausagi0116/entry-10717613869.html



その後、韓国政府やマスコミが「韓国軍の反撃により北朝鮮に大きな被害を与えた」という報道を流していましたが・・・、

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★応戦で北朝鮮にもかなり被害与えた~韓国(11月30日のニュース)


韓国・金泰栄国防相30日砲撃事件への応戦で北朝鮮側の施設周辺に砲弾の痕跡があることを初めて明らかにし、「かなり被害を与えた」と推定した。また、来月1日までの米韓合同軍事演習が終了した後に北朝鮮がさらなる挑発を行う可能性があるという見方を示している。

韓国・ソウルでは30日、北朝鮮を非難する最大規模の集会が開かれた。1万人が北朝鮮の国旗を燃やして、北朝鮮に対する報復や金正日政権の打倒を訴えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20101130-00000058-nnn-int


・・・これは韓国国民の怒りを鎮めるための「戦果の過大評価・喧伝(いわゆる、大本営発表)」だと、りわりん春日は思っていました。


そして事実、韓国軍の砲弾一発も北朝鮮軍砲台に命中していなかったのです。


反撃の効果が上がらなければ、敵は増長して必ずふたたび同様の攻撃をしかけてきます。


「攻撃したら、必ず反撃されてこちらも全滅する」という恐怖心を北朝鮮軍に植えつけなければ、抑止力とはなりません。


韓国軍は今回の反撃作戦の失敗を教訓に、北朝鮮側の砲台等をピンポイントで確実に破壊するための戦備作戦計画整えなければなりません