★レアアース、対欧米も輸出停止か=中国が措置拡大とNYタイムズ紙―米は調査へ


米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は19日中国レアアース(希土類)の輸出停止措置を、日本だけでなく欧米にも拡大したと報道した。中国欧米間緊張が高まるのは必至としている。


同紙によると、18日朝から欧米向けの輸出が停止されたもよう税関当局がレアアースの通関を港で止めているという。欧米諸国日本ほどレアアースの在庫を保有しておらず輸出停止は各国の経済に深刻な打撃を与える可能性がある。


米通商代表部(USTR)の報道担当者は19日、「報道は承知しており、環境関連技術に関する中国政府の輸出政策への調査の一環として情報を収集していく」との見解を示した。


米政府は先週末、同技術をめぐる中国の通商政策が世界貿易機関(WTO)ルール違反の可能性があるとして広範な調査を開始すると表明しており、この中で電気自動車(EV)などの部品に不可欠なレアアースの輸出制限についても調べる方針だ。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101020-00000021-jij-int



★中国はゴロツキ国家だ!レアアース問題をめぐり=米経済学者


レアアースの輸出問題を巡り、世界各国との間で軋轢(あつれき)を抱える中国に対し、米国の著名経済学者であるポール・クルーグマン氏が「中国のレアアース政策は、中国がゴロツキ国家であることを示している」と主張した。環球時報が伝えた。


クルーグマン氏は、「日本との漁船衝突事故をめぐり、中国は報復措置としてレアアースの対日輸出を停止したが、これは経済戦争を起こすための挑発である」と主張した。


続けてクルーグマン氏は、中国のレアアース政策から、世界は中国以外の国でレアアースを開発する必要があり、中国という経済大国は、その地位にしかるべき責任を担う準備ができていないことが分かったと主張。


さらに、人民元の為替レート問題も指摘したうえで、中国は規則を遵守(じゅんしゅ)しようとしないゴロツキ国家だと批判した。


http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1020&f=national_1020_116.shtml



★レアメタル:中国で「対日禁輸」、「モンゴルからの輸送妨害」の声


菅直人首相2日、東京都内でモンゴルバトボルド首相会談、レアアース開発で協力関係を強める方針を確認したことで、中国では反発が広がった。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が発表したアンケート調査では、「中国は対日輸出を禁止せよ」、「モンゴルから日本への輸出の際、(経由地となる)中国は高額の税を課せ」などの考えを示す人が多い。


日本のモンゴルからのレアアース輸入について、12日午後2時半時点での集計では・・・、

第1位・・・「中国は日本への輸出を禁止せよ」 28.48%

第2位・・・中国国内を経由して日本に輸出することを念頭に「高額の税を課せ」 21.82%

第3位・・・「中国を経由した対日輸出を封鎖せよ」 16.36% 


中国は「関与しないでよい」は18.18%だった。


◆解説◆

中国はレアアース資源の大輸出国だ。世界最大の鉱山は内モンゴル自治区包頭(パオトウ。モンゴル語はボート)市近くのバヤン・オボー(白雲鄂博)鉱床で、2004年実績で全世界生産量の50%を占めた。


内モンゴルと国境を接するモンゴル国にも、レアアース資源の埋蔵が確認されている。埋蔵量の正確な確認はまだ。


http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1012&f=national_1012_095.shtml



中国世界へのレアアースの輸出を停止し、また日本がモンゴルからレアアースを輸入するのを妨害すると言っているそうです。


ここまで来ると、中国はまさに「ごろつき国家」に間違いありません。