文字通り、暑さや寒さの体感を変えてしまう遠隔操作の被害である。夏は暑いのが当たり前で、冬は寒いのが当たり前となっている為に、他人には理解され難いと思うが、発汗を伴う異常な暑さと、振るえが発生する異常な寒さの被害があり、私は計った事はないが体温まで変わると言っている人もいる。この被害は体の任意の場所に部分的に発生させる事も可能であり、また、風が吹いているように感じる被害と混ぜ合わせることもある。よくあるのは、上半身だけが暑くなったり、頭部が暑くなったり、皮膚の表面が熱くなる被害だ。寒さでは全身が温まらなくなったり、足元が急に寒くなる被害である。

何しろそのように感じてしまうので、寝る時に被害を受けると夏は冷房を効かせ過ぎてしまったり、冬は熱くてたまらなくなるほど電気毛布の温度を上げてしまう。これらより体調を崩してしまう事もある。しかし、その逆の被害はそれほど強いものはないようだ。

この冬には、寒くて体が温まらなくなる被害を受けたので、寝巻きの上に外用のオーバーパンツを穿き、上半身もトレーナーを着て、電気毛布の温度を強にして寝なくてはならない日があった。目が覚めた時には汗びっしょりで大変なことになっていた。自然の寒さを利用しているようにも思えるし、本人に気がつかないように行うことも可能なようだ。