ありがとうサイクル(スパイラル)のすすめ | ひとも地球もサステナブル!

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本日2本目のブログです。


私は、これまでコンサルティングや
講演などで、たくさんの方にお会い
しました。

その中で、心も経済的にも
億万長者と言える素晴らしい方が
少なからずおられました。

その方々共通の特徴として、
それぞれ言葉は違いますが、

「ありがとうサイクル」

を実践されていることがあげられます。


これは、たいていの
「成功し続けている経営者」や
「尊敬されている偉人」にも見られる
共通点で、
かなり普遍性がある
ようです。


すべての物事に「ありがとう」と
言おう。

これは、人間の心のあり方として、
太古の時代から言い伝えられて
きました。

確かに「ありがとう」と言うと
心が安らぎますし、
何かしら大いなる存在に抱かれる
ように感じます。 


一口に「ありがとう」といっても、
その中には

「有り難し」

「もったいない」

「お陰様」

という3つの氣持ちが渾然一体
となっているように思います。


1.有り難し


これは、

「希少価値を得たことに対する
嬉しい氣持ち」

です。

文字通り「有ること難し」。

最大の「有り難し」は、
「今、生きている」ということでしょう。


2.もったいない


勿体ない、つまり

「たくさんある物をやたらに
使っては惜しいという氣持ち」

です。


昔、
水はふんだんにあるにもかかわらず、
おじいちゃん、おばあちゃんたちは
「もったいない、もったいない」と言って
大切にしていました。

後世のすべての「いのち」のために、
杓(ひしゃく)に汲んだ水のうち半分を
元に戻すという「半杓の水」という
故事も残っているほどです。

もし、現代人が「有り難し」
「もったいない」という氣持ちを
石油や鉱物、熱帯林などに向けて
いれば、
資源枯渇の問題や環境問題も
これほど深刻にならなかったでしょう。


なお「有り難し」「もったいない」の解釈
については、
松原泰道老師の『人徳の研究』
(大和出版)を
参考にさせていただきました。
 

3.お陰様


お陰様とは、

「見えない存在が助けてくれている
ことを喜ぶ氣持ち」

です。

「どこのどなたか存じませんが、
皆様の陰徳のお陰で、今こうして
生きさせていただいています」
という心です。

「俺が、俺が」という人は目立ちますが、
見えないところで善行を積んだり
思いやりを示す人、
つまり「陰徳を積む人」は姿を
現わしません。

しかし、
過去から今まで、また世界中に無数に
存在するのです。

この人たち(実際には、人間だけでなく、
あらゆる動植物、空気、水、太陽、
万有引力などすべて)を想う氣持ちが
「お陰様」となって表れるのだと思います。


現実を見ると、
「有り難し」「もったいない」だけでも
成功を収める人はおられます。

しかし、「お陰様」の心を忘れると、
長続きしないようです。

奢れるものは久しからず

ですね。


「道なき道を1人で切り開いてきた」。

なかなか頼もしい言葉ですね。


では、
その道を造るために大地を用意して
くれたのは誰でしょうか?

その大地を支える地球を創造したのは?


ここまで思いを馳せると、
お陰様の恩恵の凄みが分かるのでは
ないでしょうか。


★感謝について


ところで、
「ありがとう」と同じような言葉に
「感謝」があります。

あるとき、感謝の「謝」には

「許してください」

という氣持ちが込められていることを
知りました。

「謝」って、謝る(あやまる)ですものね。


そのとき、感謝の謝は、

「有り難し」
「もったいない」
「お陰様」

という3つの恩に報いていないことに
対する「許してください」という氣持ちを
表していることに氣づきました。

「私はこの3つの恩を頂き本当に
有り難いことだ。

しかし、自分はこの恩に報いている
だろうか。

自分の使命を果たしているだろうか。
まだまだ恩に報いていないし、使命も
果たしていない。

こんな拙い私を許してほしい」。

これが「感謝の氣持ちを表す」
ということだと思います。


感謝の氣持ちの表明によって、
自分を「反省」する。


そうすることで「謙虚」になる。


そしてこのように思える自分に
「ありがとう」と言い、その自分を
育んでくれるすべての存在に
「ありがとう」の氣持ちを伝える。


そしてまた、3つの氣持ちを抱き、
感謝する。


これを私は

「ありがとうサイクル」

と名づけました。

浮かんできたイメージを図にすると
こんな感じです。

飛躍的に成長する「目からウロコ」の問題解決法

実際には、一回りしてきたときには
1段階進化しているので、

「ありがとうスパイラル」

とも言えると思います。


もしよかったら試してみませんか。



「ありがとうサイクル(スパイラル)」って、
あの「ホ・オポノポノ」に似ているような
氣がします。


ちなみに「ホ・オポノポノ」というのは、

「ごめんなさい」
「許してください」
「ありがとう」
「愛しています」

と言うことで潜在意識の記憶が浄化
され、様々な問題を解決する手法
として話題になっています。


ということで、今日はお開きといたします。