ひとも地球もサステナブル!

幸せを実感できる社会=ひとも地球もサステナブルな世界
そんなビジョンをみんなで描き、実現しましょう!


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★ストーリーで学ぶ地球環境問題


☆☆大好きな地球を大切に☆☆



【第14日】:

第2章 
地球温暖化はもう始まっている


激しくなる気候変動


「意外かも知れないけど本当なんだよ。

平均気温が3~5℃違うと、温暖期と
氷河期くらい気候が変わってしまう
可能性があるけど、2℃の違いでも
大変深刻な影響が出ると予想されて
いる
んだ。

それどころか、今よりも平均気温が
1℃上がるだけでも、過去1万年間に
見られなかったこと
なんだ。

少し前になるけど、観測史上最高の
平均気温を記録した2010年の夏が
とても暑かったことを覚えているかな?

でも、この年の気温は平年と比べて
約2℃高かったんだよ。

2℃の違いだけでも記録的な高温、
小雨、渇水など大きな影響があった
よね」


 

「うん、あの夏は本当に暑かった。
39℃という気温が日本中で記録
されてたもんね。

東京でも40℃近い日があったね。
あれで、たった2℃の差なの?」

尚子さんが当時を思いだしたようです。


「そうだよ。
普通は、1年を平均すればもっと
少ない温度差になる
けどね。

ところで地球温暖化とは気候変動
のことをいうのだったよね。

今後は、猛暑と暖冬、干ばつと集中
豪雨などの異常気象が頻繁に起こる
と言われているんだ。

でも異常気象が頻繁に起こると、
異常気象とは言えなく
なるね。

異常気象というのは、30年に1回
起きるような高温や低温、豪雨や
小雨などの気象現象のことを言う
んだからね」

大南先生が珍しく冗談を言いました。

しかし、目は真剣そのものです。

 
 

次回に続きます。

 

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【第13日】:

第2章 
地球温暖化はもう始まっている
 

これからどれくらい気温が
   上がるの?


 
二酸化炭素が少し増えるだけで
気温が上がってしまうのですね。

じゃあ、これからどれくらい上がる
のですか?」

一郎くんが質問しました。


「きっちり何度と決まっているわけ
じゃないんだけど、2100年頃には
平均気温が最大で4.8℃上昇する

と言われているよ」




「4.8℃? たったそれだけ?」

尚子さんが不思議そうに言いました。


 
「じゃあ、尚子さんは何度くらい
上がると思っていたの?」

今度は大南先生が質問しました。


「私は20℃くらいは上がると思って
いたわ。

だって、温暖化で氷河期と今の差
くらい温度が上がるって聞いたこと
あるもん」

尚子さんが答えました。


「うん、ボクも聞いたことがあるよ。
ボクも30℃くらい上がると思ってた。

今でも北海道と東京の気温の差は
4.8℃以上あるんじゃないの。

その程度なら、北海道が暖かくなって
住みやすくなるように思うんだけど」

一郎くんも意外そうにしています。


「なるほど。2人とも氷河期と今の
温度差が20℃とか30℃あると
思っているんだね。

それなら不思議に思うのも当然かも
知れないね。

実はね。氷河期と今の温暖期との
温度差(平均気温の差)は、3℃から
5℃くらい
なんだよ」

大南先生が説明しました。


「うっそー! たった3℃から5℃!」

2人は同時に驚きの声を上げました。
 
 

次回に続きます。

 

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【第12日】:

第2章 
地球温暖化はもう始まっている


◆大気中の二酸化炭素濃度が
  どんどん増えている

「ここ100年ほどで、二酸化炭素の
濃度が急激に上昇しているんだ。

・・・・一郎くん、その理由が分かるかな?」

大南先生が質問しました。


「えっ、そんなこと急に聞かれたって
・・・・ヒントをください、ヒントを」

一郎くんは大南先生に甘え声で頼み
ました。


「よし分かった、
誰でも分かるヒントを出そう。
・・・・一郎くん、二酸化炭素はどうして
増えているんだろうね?」


「どうして増えてるって・・・・えぇーと
・・・・あっ、そうか。
ものを燃やしてるんだ!

石油や石炭や天然ガスを燃やすと、
必ず二酸化炭素が発生する

だったね」

「ゴミとかプラスチックを燃やしても、
二酸化炭素が出てくるんだよ」

尚子さんが得意そうに口をはさみました。


「2人とも、さすがだね。

産業革命以来、人間が工業化を
猛烈に進めたために、石油・石炭・
天然ガスを大量に燃やしてしまった。
最近では、ゴミもどんどん燃やして
いるね。


ものを燃やすと必ず二酸化炭素が
発生して、二酸化炭素濃度が増えて
いく。
一郎くん、これは確かかな?」

大南先生が確認しました。

 


「確かだと思うんですけど、そんな
質問をするということは何かあり
そうな?」

一郎くんが首をひねっています。

 
「おっ、心を読まれたかな。
実は物を燃やして二酸化炭素が
発生したとしても、木がたくさん
あれば問題ない
んだよ」

「あっ、知ってる、知ってる。
光合成ね。
学校で習ったばっかりよ」

尚子さんが嬉しそうに答えました。


「あっ、そうか! 
木がたくさんあったら二酸化炭素を
吸収してくれる
んだったね。

でも、森の木がたくさん切られている
ので、吸収する量が減ってしまった

んだね」

一郎くんが学校で習ったことを思い
出して言いました。


「そう、よく勉強しているね。

物が燃やされて発生する二酸化炭素
の方が、木が吸収する量よりも多いと
結果としてどんどん増えることになる

よね。

実際には、海に吸収される二酸化
炭素の量もけっこう多い
のだけど、
今日のところは、二酸化炭素の発生
する量が吸収される量より多くなって
しまっていると理解しておいてね」
 

次回に続きます。

 

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【第11日】:

第2章 
地球温暖化はもう始まっている

地球温暖化とは?

「さっき、私が『南極の水が氷に
なってじっとしているから、陸上の
人間が安心して暮らせる』という
ようなことを言ったけど、実は少し
事情が変わってきたんだ」


「えっ、どういうことですか?」

2人が声をそろえて聞きました。


「実はね、地球温暖化の影響で氷が
解けたり、氷のかたまりが南極から
離れて南氷洋に流出し始めている
んだ。

一郎くんは、地球温暖化のことは
聞いたことがあるよね?」

大南先生が一郎くんにたずねました。


「図書館で調べてきたので、少しは
知っています。

確か・・・・・・地球温暖化って、二酸化
炭素などの温室効果ガスが大気中で
増加することで温室効果が高まり、
地球の気温が上昇していく現象の
こと
をいいます」

一郎くんが、教科書に書いてある
ことを思い出して答えました。


「そうだね。ところで、尚子さん、
今の説明で分かるかい?」

大南先生が、尚子さんに聞いて
みました。


「ぜーん、ぜーん分かりません!
おにいちゃんも本当に分かってる
のかしら」

尚子さんがいたずらっぽい目で
一郎くんに目をやりました。


一郎くんは、恥ずかしそうに目を
伏せました。


「それでは、南極の話をする前に
地球温暖化について考えて
みようか?」

大南先生が、一郎くんの気持ちを
察して提案しました。


「お願いしまーす!」

一郎くんは、大南先生の言葉が
終わるか終わらないうちに、大声で
頼みました(助かったぁ~)。


「こちらこそ、お願いします。
分からないことが出てきたら、
何でも質問してもいいからね」

大南先生がやさしい表情で説明し
始めました。


「まず初めに言っておきたいことが
あるんだ。

地球温暖化は、確かに地球の
温度が上がっていくことなんだけど、
気温が上がるといっても、地球
全体が同じように暑くなるわけでは
ない
んだよ。

地球温暖化で上がるのは平均気温
だよ。

地球温暖化って、世界的には気候
変動
と呼ばれていてね、異常な
暑さと暖冬、干ばつと集中豪雨などの
異常気象がひんぱんに現れながら、
地球の平均気温がだんだん上昇して
いく
こと
を言うんだよ」


◆温室効果って?

「ふーん、地球温暖化が起これば
暑くなるだけかと思ってた。

そしたら、寒い夏になったとしても
地球温暖化がなくなったわけでは
ないのね」

尚子さんが自分の誤解に気づいて
言いました。


「いいところに気がついたね。むしろ
地球温暖化が進めば進むほど、
異常に温度の低い夏にもなりやすい

と考えた方がいいと思うよ」


「ところで先生。ボクはさっき温室効果
という言葉を使ったけど、実はあんまり
よく分からないんです。

温室効果について教えてください」

一郎くんが思い切って頼みました。


温室効果とは、温室の中と同じように、
地球の大気を暖める働き
のことを言う
んだ。

温室効果を起こさせる気体を温室
効果ガスと呼んでいる
よ。

その代表的なものが二酸化炭素、
つまり炭酸ガスだ。

この二酸化炭素は、温室のガラスの
役目をしていると考えるといい。

温室のガラスは太陽の光を通し、
そして太陽の光が地面を暖めるんだ。

そうするとその上の空気が暖まる
よね。

空気は暖まると軽くなるので、もし
温室にガラスがなかったら上空に
熱が逃げていくだろう。

ところがガラスがあるために熱が
そこで溜められる。

そして次の日にまた新しい日差し
とともにエネルギーが入ってきて
ドンドン温室の中が暖かくなる。
これが温室のガラスの役目なんだ。

2人とも分かったかい?」

大南先生は説明が少し長くなりそう
なので、いったん話を止めました。


2人ともウンウンとうなずいている
ので、ふたたび話し出しました。

「ここで二酸化炭素を大気中の
ガラスだと思ってね。二酸化炭素は
太陽の光を通すんだよ。

そして太陽の光によって地面が
温められて、その上の空気が温め
られる。

そのとき、夜の間に地球の外に熱は
逃げていくんだけど、二酸化炭素が
あるとそこに熱をためてしまい、また
その熱を四方八方に放出する
という
わけなんだ。

これが毎日続けば、地球の温度が
だんだん上がってくるのは当然
だよね」


「でも今の話だと、二酸化炭素が
空気中にあると永久に温度が
上がって、水が全部沸とうしてしまい
そうだけど」

尚子さんが不思議そうな顔をして
聞きました。


「尚子さんは鋭いね。
でも、今のところ空気中の二酸化
炭素の濃度はすごく薄いから、水が
沸とうするような温度にはならない

んだよ。

でも二酸化炭素の濃度がくなると、
気温が上がることは確かだよ」。


「ところで尚子さん、今地球の平均
気温は何度だか知ってるかい?」


大南先生が尚子さんに突然質問
しました。


「えっ、そんなこと知りません」


「実は、だいたい15℃くらいなんだ。
・・・・

さて一郎くん、もし空気中に二酸化
炭素などの温室効果ガスが含まれて
いなかったら、地球の平均気温は
何度になると思う?


今度は、一郎くんに質問しました。

「いや、あの、ぜんぜん想像も
つきません」


「正解はマイナス18℃だ」

大南先生がクイズの司会者のような
口調で言いました。


「本当ですか? 
それじゃ、地球は氷のかたまりに
なっていたかも知れないのですね。

ボクも氷のなかに閉じ込められて
いたに違いない

温室効果ガスに感謝しなければ・・・・」

と言って、一郎くんは自由に動き
回れる今の幸せを実感しました。


 


「それどころか、すべての水が凍って
いたとすると、たぶん地球上に生物は
ほとんど生まれなかっただろうね。

温室効果のおかげで、地球が生物の
棲める星になった
ことは確かだと思うよ。

・・・・それじゃ、話のついでにもうひとつ
問題を出そう。


今、この地球の大気中には二酸化
炭素がどのくらいの割合で含まれて
いると思う?

「・・・・・・・・・・」二人は無言でした。

もちろん想像もできませんでした。

「むつかしいよね。
実は、大気中の二酸化炭素濃度と
いうのは0.04%
しかないんだよ。

少し前までは0.03%って言われて
いたけどね」


「0.04%って? 
何となく分かるような、分からない
ような・・・・」

尚子さんが迷っています。


0.04%というのはね、分かりやすく
人の数で言うと、1万人のうちの4人

ということだよ。

100人のうち4人で4%、1000人の
うち4人で0.4%、1万人のうち4人で
0.04%だね。

今のところは、すごく少ないってこと
が分かればいいよ」

大南先生が説明しました。


「それじゃあ0.04%って、ほとんど
ないのと一緒じゃない! 

そんなに少ない量で地球の温度を
マイナス18℃からプラス15℃まで
33度も上げていた
なんて驚きね」

尚子さんは心から驚いているようです。


温室効果ガスには水蒸気をはじめ
メタンやフロンなどもあるので、
二酸化炭素だけで33度も上げてるん
じゃない
んだけどね。

でも今は、”二酸化炭素が少し増える
だけで、気温がかなり上がってしまう”
と理解していればいいよ」

大南先生は、これ以上難しくなると
いけないと思い、話をやめました。 



次回に続きます。

 

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【第10日】:

第2章 
地球温暖化はもう始まっている

■プロローグ

こんにちは。わたしが今から南極を
案内する大南です。

大木先生から君たちのことは詳しく
聞いてるよ。

地球をめぐる旅をするんだってね。

しかも、地球環境問題の勉強を
かねてるなんて、感心、感心。

君たちの意気込みに報いるよう一所
懸命案内するからよろしくね」

「こんにちは、わたしは尚子です。
今10歳で4年生です」

「はじめまして大南先生。ボクは一郎、
12歳、6年生です」

2人が元気にあいさつしました。


大木先生に水のことを学んだ3日後、
ふたりは地球をめぐる旅に出発しました。

最初の目的地は何と南極。

日本近海のうだるような夏の暑さから
逃れようと、世界で一番寒い場所を
選んだのです。

それにしても、極端すぎますよね。


「おにいちゃん、何でこんな所を選んだの? 
寒くて、寒くて・・・・。

しかも真っ暗じゃないの。
何にも見えないわ」

尚子さんが一郎くんに抗議しています。

「そんなこといったって、しょうがない
じゃないか。
冬だから寒いの当たり前だし、冬の間は
南極は太陽が昇らないんだから。

白夜の反対の極夜というのが半年間
続く
んだ」

一郎くんはそう言ったものの、内心
「こんなはずじゃなかった」と後悔して
いました。

そこに、大南先生が現れたのです。

大南先生は大木先生の昔からの
仲間で、南極の気候調査員をして
います。

南極のことは何でも知っている南極
博士です。

大木先生に、南極で今起こりつつ
あることを2人に伝えるよう頼まれた
のです。


「それにしても、寒いですね。
防寒具をつけていなかったら、とっくに
凍りついてしまったでしょうね」

一郎くんが大南先生に寒さを訴えました。


「そりゃそうだろう。今この南極は
氷点下50度以下だからね。

ほら、周りを見てごらん。すべてが
真っ白に凍っているだろう」

大南先生が明かりをともすと、
果てしなく広がる真っ白な景色が
広がっていました。

 

 
「あらあら、身動き取れなくて
かわいそうに。
ここの水たちはいつもこうして
我慢しているの?」

尚子さんが、南極の水たちに同情
しながら質問しました。


「そうかも知れないね。でも、彼らが
そこにじっとしているから陸上の
人間が安心して暮らせる
んだよ」

大南先生が謎めいたことを言いました。


「南極の水が凍っていることと人間が
安心して暮らせることと、どう関係が
あるのですか?」

大南先生の言葉が気になって
一郎くんが質問しました。


「まあまあ、あわてないで。
それを今から説明しようとしてるんだ」

大南先生は、穏やかに2人に話し
始めました。


夜の南極の写真では、氷の様子が
分からないので、昼の風景もどうぞ。
 
  


 


次回に続きます。

 

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