大将寿し/大将能登かき鍋 | まいげん能登鍋ブログ

大将寿し/大将能登かき鍋

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能登鍋は東京の銀座でも食べることができるが、七尾市内にも銀座がある。
駅からほど近い場所、所せましと飲食店が連なるエリアが七尾銀座界隈である。
御祓川大通りからでもリボン通り商店街からでも入ることができる
このエリアで43年という長い月日、愛されてきた寿司屋がある。
「大将寿し」がそれだ。

同店は七尾市の漁師の街・石崎町出身のご主人の竹中さんが奥様が営んでいるが、
これまで70回以上のテレビ取材、その他雑誌への掲載は数えきれないほどになるという。
地物の魚を少し大将風にアレンジした変わり寿しは特に観光客に人気だ。
観光客や出張者のリピーターも多く、コアなファンの方は能登空港に飛行機で朝来て、
寿司を食べて午後の能登空港発の便で帰ると言うことをした人もいるそうだ!
もちろん、地元のお客にも人気なので、店内に能登の人と観光客が同時に居合わせることもしばしば。
大将とおかみさんの軽快なトークが店内の雰囲気をあったかくして、地元の人と観光客の交流の場となる。
地元の人と観光客がその後一緒に2次会にいったというエピソードも一回、二回の話ではない。

そんな大将寿しはお寿司屋さんらしい能登鍋を食べることができる。
「大将能登かき鍋」だ。
昆布の出汁に塩・酒・砂糖を少々。
メインの能登かきの他にも練り団子としてメギスの団子、大根、水菜などを入れる。
そして、この鍋にかかせないのが地元ではちょっと評判になっているおかみさん特製のゆず味噌だ。
これを焼いただけで酒の肴になるほど旨みが詰まったこの味噌を食べたお客さんの中には
「他の味噌は食べられなくなった!」という人もほんのり香るゆずを感じながら
能登かきや大根を頬張れば、日本酒が飲みたくなること間違いなしだ。

そして寿司屋の大将は気前よく
「俺の気分と仕入れの状況に応じて、その時々の追加具材が入るかもだ!」と威勢よく言ってくれた。
まさに寿司屋の「大将のおまかせ寿し」ならぬ「大将のおまかせ鍋」といった具合だ。
それが2人前からの注文で1人前800円ぽっきりというお値段も嬉しい。

東京の銀座のように華々しくはないが、今日も七尾銀座界隈には
大将が作り出す笑い声とお客さんの「うまい!」の声が響いている。
さぁ、あなたもその声の主になってみてはどうか?


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大将能登かき鍋 800円(1人前)
ご予約不要です。2名様分から承ります。

大将寿し
【店舗住所】〒926-0047 石川県七尾市大手町112
【電話番号】0767-52-1356
【営業時間】12:00~24:00
【定休日】毎月7日、17日、27日(但し、該当日が土日の場合には直後の月曜日)




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